開催
終了
キリカフェ祭り 〜2024 初夏〜
- KIRI CAFE
- KIRI マルシェ
6月2日(日) キリカフェ祭りを開催!
※6月2日(日)の「キリカフェ祭り」は雨天時はキリカフェ内と毘沙門荘内にマーケットを移して、予定通り開催いたします!
屋内でマーケットやランチ、トーク、映画上映会などをゆっくりとお楽しみいただけます。
皆さまのお越しをお待ちしております。
かめおか霧の芸術祭の活動拠点「KIRI CAFE」で『キリカフェ祭り 〜2024初夏〜』を開催します。
『食べることは生きること 〜農・食・アートで未来を考えよう〜』をテーマに
「何をどうやって食べるの?」
「何を選んで暮らしていくの?」
を、時に楽しく、時に真面目にみんなで考えたいと思います。
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開催概要
【日時】2024年6月2日(日) 10:00~16:00
【会場】キリカフェ・毘沙門荘(亀岡市千歳町毘沙門向畑39番地)
【主催】かめおか霧の芸術祭実行委員会
※エコフレンドリーマーケットです。マイバッグ、マイ食器、マイボトル等をご持参ください。
※写真はイメージです
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① 農&アート マーケット
亀岡・南丹を拠点に「半農半X」や「半アート半X」で暮らしを営む様々な魅力的な人たちが集います。有機野菜の詰め放題や旬の野菜の直売、加工品やアート作品の販売などで魅力を発信します。農やアートのある暮らしの豊かさを感じてみませんか!?
【出店者】
〜〜 食 〜〜
・KIRI CAFE(ランチ / 亀岡)
・KIRI FARM(ドリンク・ソイキャンドル / 亀岡)
・実生(米麺 / 南丹)
・フロッピー(焼き菓子 / 南丹)
・ぼっかって(焼き菓子 / 綾部)
・ほどほど屋エイト(和からし / 綾部)
〜〜 農 〜〜
・白石ファーム(野菜・農産品 / 亀岡)
・バンクシアガーデン(野菜 / 亀岡)
・369商店(野菜・食品 / 南丹)
・森田農園(野菜など / 亀岡)
〜〜 アート・暮らし〜〜
・アコラップ(エコラップ / 亀岡)
・安居(日常衣・日用品 / 綾部)
・OW(藍染 / 美山)
※出店者情報の詳細は本ページの下段で詳しく解説しています。
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② 農&アート ワークショップ
この日はこどもたちに大人気の「こどもみんげい」を開催!
今回は「精霊の仮面」を地域の草花から作ります。霧芸の畑部門ともいえる「KIRI FARM」ではハーブ摘みや畑体験を。
今回初参加となるstudio8810では地域の竹を使ってスプーンやヘラなどをつくる竹細工ワークショップも行います。親子でぜひお楽しみください!
〜〜 ワークショップ 〜〜
・こどもみんげい(精霊の仮面づくり / 亀岡)
・KIRI FARM(畑体験 / 亀岡)
・studio8810(竹細工 / 亀岡)
※ワークショップの詳細情報は本ページの下段で詳しく解説しています。
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③ かめおかオーガニック未来トーク
オーガニックビレッジ宣言を行い、まちぐるみでオーガニックを推進している亀岡市。けれど「有機農業はそんなに簡単ではない!」という声も漏れ聞こえてきます。そうしたなか、有機農業の理想と現実を赤裸々に話し合う「オーガニック未来トーク」を企画しました。
『有機農業ってほんまにできるん??』や『地域の旬の野菜はどこで買えるん?』をテーマに様々なゲストを招き、本音トークを聞き出したいと思います。
【会場】毘沙門荘(キリカフェ隣)
【料金】参加無料
【定員】各回40人
【申込み】予約不要/先着順
第1部 (10:30〜12:00)
「有機農業ってほんまにできるん??」
【登壇者】
・秋津元輝(京都大学農学研究科 教授)
・中村 新(亀岡有機農業学校 校長)
・片本満大(かたもとオーガニックファーム)
・白石暁子(白石ファーム)
・森田信行(森田農園)
・荒美大作(亀岡市農林振興課)
第2部 (13:00〜14:00)
「地域の旬の野菜はどこで買えるん??」
【登壇者】
・小林舞(京都大学大学院経済学研究科特定助教)
・伊藤雅文(京都ベジラボ会長)
・鈴木健太郎(京都オーガニックアクション代表)
・植松美奈(バンクシアガーデン)
・片本満大(かたもとオーガニックファーム)
※登壇者の詳細プロフィール等は本ページの下段で詳しく解説しています。
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④ キリカフェスペシャルランチ
4月にリニューアルを果たしたキリカフェ。
地域の有機野菜を中心に旬の食材を使った、この日限りの特別メニューをお楽しみください♪
スペシャルランチ (1ドリンク付) : 1,500 円(限定30食 / 予約優先)
※予約優先 / 予約はこちらへ
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⑤ 特別映画上映会
「We Are What We Eat 〜アリス・ウォータースのおいしい革命〜」
【時間】14:30~16:00
【会場】毘沙門荘(キリカフェ隣)
【料金】大人:1,500円、小学生〜高校生:500円、未就学児:無料
【定員】40人(予約優先/先着順)
※予約優先 / 予約はこちらへ
スローフードの第一人者・アリス・ウォータースが2023年10月に亀岡を訪れた際に、映画の撮影場所として、また亀岡の人々とアリス・ウォータースの交流・会食の場所としてキリカフェと毘沙門荘がその舞台となりました。
この時に撮影された映像が映画となったドキュメンタリー映画「We Are What We Eat 〜アリス・ウォータースのおいしい革命」の特別上映会(亀岡初上映)を、撮影場所となった毘沙門荘で行います。
アリス・ウォータースが実際に訪れたこの場所で、彼女の空気感を感じながらの映画鑑賞は、時空を超えた特別な体験となるでしょう。
※ ↑ 2023年10月にアリス・ウォータースが亀岡市(KIRI CAFEや毘沙門荘)を訪れた際の映像はこちら
【 農&アート マーケット 出店者紹介 】
◆KIRI CAFE(ランチ・ドリンク / 亀岡)
かめおか霧の芸術祭の活動拠点として2018年に誕生した「KIRI CAFE」。2024年4月に店内の一部をリニューアルしてメニューも一新。「キリカフェ祭り」では新しく登場するメニューを一皿に盛り合わせたこの日限りの特別メニューが登場します。
◆KIRI FARM(ドリンク・ソイキャンドル / 亀岡)
かめおか霧の芸術祭のプロジェクトとして2023年から始まった畑を中心としたコミュニティプロジェクト「KIRI FARM」。土を耕しているようでいて、人と人との繋がりや暮らしの豊かさなど様々なものを耕している。
◆アコラップ(エコラップ / 亀岡)
ACO WRAPはミツバチの巣から採取したみつろうをベースにしたオイルをたっぷりとオーガニックコットンの生地に染み込ませた食品保存用キッチンラップです。 主にみつろうとオーガニックコットンでできており、食材や器をぴたりとラップします。
◆安居(日常衣・日用品 / 綾部)
京都綾部の里山の古民家で家の周りの草木で染めたもので衣や日常品を作ったり、野草茶や薬草チンキなども作りながら植物との暮らし、日本古来の暮らしを楽しんでいます。
◆OW(藍染 / 美山)
京都府南丹市美山町かやぶきの里にて、タデ藍の葉を発酵させたスクモ、石灰、日本酒、ふすまのみを用いた古来より伝わる藍染めを行い暮らす。
天然の素材だけを用いて、自然から頂く藍色の美。藍甕の中で生きる菌の力で色素を素材へと移し取ることが出来る特殊な技法。布をつけては出すを繰り返す瞑想に近い行為によって染め上げられた布は、日を追うごとに目に見えない速度で変化していく。長く保管された物はより強く。使われた物は太陽や水と踊り、時の経過を伝えてくれる。人が生きるのと同じように藍染は生きている。宇宙と海の色。その間に生きる私達の生活に優しい静寂と穏やかな煌めきを添えてくれる藍色。それぞれのステージがどれも美しく愛おしい。
◆白石ファーム(野菜・農産品 / 亀岡)
元AE86カリスマレストアラーと約20年料理教室を主催した2人が営む白石farm。霧深く寒暖差の激しい亀岡の豊かな自然の中で育つ季節のお野菜。
野菜は約9割が水。ゆえに育てる者の感情状態が否応なく影響する。
楽しく育てると楽しい味がする♪ 自慢のお野菜をどうぞ!
◆フロッピー(焼き菓子 / 南丹)
こんにちは。学生で立ち上げました、フロッピーといいます。
当日、私たちが販売するのは、完全無農薬・無肥料自然栽培で育てた、小麦と小豆を使った抹茶ガトーショコラです。南丹市園部町の豊かな土地で育てた農作物で作ったあんこは、素材そのままの味が引き立てられています。今回使用する小麦と小豆は、環境問題を作品のテーマにした芸術家、米谷健と米谷ジュリアが栽培しています。
◆Banksia Garden(野菜 / 亀岡)
保津町のバンクシアガーデンです。 植物由来の米ぬかや油粕など、実際に食べても安心なものを肥料分として使い 微生物や生き物の力を借りて土づくりをし 自然の恵みを頂戴しながら安心して食べられるお野菜を育てています。出来るだけ顔の見える形でお届けしたいため マーケットスタイルの販売を軸としております。プラフリーで、必要な分だけ 新鮮なお野菜が手に入る環境を拡めていきたいです。
◆ぼっかって(焼き菓子 / 綾部)
京都の北部綾部市にて、自然農の小さな暮らしをしながら農家民宿や焼き菓子、加工品作り、芸術制作などをしています。 大地に根差した出展者の方やお客様とお会いできるのをとても楽しみにしています。 どうぞよろしくお願いします。
Instagram:bokkatte.ayabe
◆ほどほど屋エイト(和からし / 綾部)
埼玉県さいたま市にて無肥料無農薬の自然栽培で畑をしながら、夫婦2人で居酒屋を約7年営んだ後、2020年9月より飲食店のその先を探しに、埼玉から京都府綾部市に移住し、美味しい楽しいを込めて調味料を作り続けています。 安心で安全、美味しい楽しい調味料をお届けします。 純国産和がらしは、国内自給率ほぼゼロの貴重なもの。 美味しい繋がりを横に広げ、子供たちの代まで繋いで行くことを考え活動している。
https://hodohodoya8.com
◆実生(米麺 / 南丹)
いかし いかされ やがて風景となる森を育む
美しい里山の風景は、先人たちのいとなみの証。
そんな風景を子どもたちへ繋ぎたい。
そのための仲間づくりと、私たちなりの生き方の提案をしています。
今回は、お米からつくった自家製米麺で季節の合え麺を。
ぜひ、ご賞味ください♪
◆369商店(野菜・食品 / 南丹)
京都の田舎に暮らすオーガニック八百屋369(みろく)商店。
Eat local Live organic をテーマに田舎の魅力と旬の野菜の美味しさをお届けします♪
今年春からは南丹市八木町にある旧新庄小学校の家庭科室で「なんたんMARKET」をOPEN。地域活性化にも取り組みながら、農村の持続可能性を探っています。
あと、なにげに京都のオーガニック生産者と小売店を繋ぐプラットフォーム、「一般社団法人京都オーガニックアクション(KOA)」の代表も務めています。
今回は普段なんたんMARKETで販売している369セレクトの調味料や加工品、平飼い卵などを中心に出店。369周辺の仲間達が作った焼き菓子やドリンクも持って行きます!
369商店:https://www.instagram.com/369vegeful/
なんたんMARKET:https://www.instagram.com/369vegeful/
KOA:https://www.instagram.com/kyotoorganicaction/
◆森田農園(野菜など / 亀岡)
京都市の西隣、亀岡市の旭町で2016年から農業を始め、9年目をむかえる。生まれ育ちは亀岡市に隣接する南丹市。東京でのダンサー時代を経て、子供の頃に味わった祖父が作る滋味深い野菜が忘れられず、独自勉強と実地研修を経て就農し、現在に至る。
2023年からの新たな取り組みとして、かつての地域特産品であった「旭メロン」の継承復興に挑戦している。全国でも問題視されている高齢化などによる作り手減少から、このままではこの世から消えてしまう特産品をどうにか残したい想いから、新名称「マクメロ」として、亀岡市や地域事業者様のご協力も得ながら活動中。生鮮品の他、ジャムなどの加工品開発を行うと同時に、マーケティングとブランディングのために、近夏の企画として「マクメロかき氷」出店のクラウドファンディングにも挑戦中。
https://for-good.net/project/1000687
クラウドファンディング「forgood」にて、2024年6月末まで。
【 農&アート ワークショップ 出店者紹介 】
◆こどもみんげい(精霊の仮面づくり / 亀岡)
昨年の「こどもみんげい」では土笛を作って、その不思議な音色で森の精霊をよび、こども達と一緒におどりました(写真はこの時のもの)。
さて、キリカフェ祭りでは、山や里の草花をつかって、精霊の仮面を作るWSをします。今度はこどもたちが精霊になってみましょう!
仮面をかぶるとどんな気持ちになるかな?
世界がいつもとちがうように見えたり、踊り出したくなるかもしれません。そうしてみんなの心の中に精霊が宿るかもしれないよ。
ワークショップは13:00ごろからスタートします。参加したいこどもたちは、こどもみんげいのブースに集まってください。みんなで精霊の仮面を作ったあと、それをかぶってキリカフェ祭りを歩きたいと思います。
・時間:13:00〜(予約不要)
・参加費:500円
◆KIRI FARM(畑体験 / 亀岡)
かめおか霧の芸術祭の活動の一環として2023年から始まった畑を中心としたコミュニティプロジェクト「KIRI FARM」。毎週水曜と日曜の週2回、キリカフェ隣の畑に集まって野菜やハーブを育てたり、手仕事をしたりしています。キリカフェ祭りでは畑の様子を見ながらハーブ摘みなどその時にできる作業を体験してみましょう。
・時間:12:15〜、14:15〜の2回(予約不要)
・参加費:500円(ハーブティー付き)
◆studio8810(竹細工 / 亀岡)
studio8810は竹工芸人 西田隼人氏の竹工芸プロジェクト。キリカフェ祭りでは地域の竹を使い、筒状の竹から形を切り出してスプーンやヘラやお箸を作ったり、竹を削って作品に仕上げたりします。竹から道具を作る技術を身に付けてみましょう。
・時間:11:00〜15:00(予約優先 / 随時受付)
・参加費:3,000
・所要時間:2時間程度
※申込みはこちらから
【 かめおかオーガニック未来トーク 登壇者紹介 】
第1部 「有機農業ってほんまにできるん??」
◆秋津元輝(京都大学農学研究科 教授)
京都大学農学研究科教員。よい食を実現する社会づくりを通じた地域振興を研究しています。亀岡では亀岡オーガニックアクションの共同代表として、有機農業とそれを素材とする食が普通にある社会の実現にむけて活動しています。
◆中村 新(亀岡オーガニック農業スクール 校長)
1958年生まれ 滋賀県出身
1982年 大阪大学基礎工学部電気工学科卒業。
1982年〜 オムロン株式会社にてファクトリーオートメーション向けセンサーの研究開発、商品企画 22年
2003年〜 東京のベンチャー企業で2年半経験を積む
2006年 MOA自然農法大学校にて1年間研修
2007年〜 南丹市日吉町にて新規就農
2010年5月18日 南丹市八木町を本社拠点として株式会社オーガニックnico 設立
2013年11月 京都市西京区大原野に移転
2016年 研究開発を行う「アグリサイエンス部門」を立ち上げ
現在 、オーガニックnico経営の傍ら、日本・中国での農業コンサルティング、亀岡オーガニック農業スクールの校長などに携わる。
◆片本満大(かたもとオーガニックファーム)
かたもとオーガニックファーム代表、亀岡オーガニックアクション代表理事。
大阪府阪南市出身。18歳から京都学園大学(京都先端科学大学)入学と同時に亀岡市へ。
大学でモトクロス競技に励み、在学中に国内A級に昇格。卒業後は亀岡市民となり、モトクロス競技を続けながら、京都のバイク販売会社に就職。怪我によりモトクロス競技活動中断→55歳からオーガニック農家になるつもりが、37歳から農業研修スタート、一年半の研修後に、現在の圃場の一部37a(3700平方メートル)からかたもとオーガニックファームが始動。
現在は、200a(20,000平方メートル)の農地で有機JAS認証を取得しています。有機JASは取得しておりますが、肥料を使わない自然栽培で、野菜とお米を栽培しています。
◆白石暁子(白石ファーム)
ファッションの学校に行くも21歳で結婚。「家族を生かすも殺すも食事を作る自分次第」と料理に目覚める。 栄養価を落とさず、なおかつ簡単に洗い物も少なく!を追求し、フルタイムでディーラー勤務しながら自宅で20年以上料理教室を主催。 8年前に夫と共に農家へ転身。 現在、ハウス4棟を含む1.8haで季節の野菜を育てる。 販売、ブランディング担当。 元V系コスプレイヤー。 2男1女のママ。
◆森田信行(森田農園)
京都市の西隣、亀岡市の旭町で2016年から農業を始め、9年目をむかえる。生まれ育ちは亀岡市に隣接する南丹市。東京でのダンサー時代を経て、子供の頃に味わった祖父が作る滋味深い野菜が忘れられず、独自勉強と実地研修を経て就農し、現在に至る。 就農直後から食育活動にも注力し、「京都丹波LEAFY」を立ち上げ、亀岡市内の幼稚園からスタートし、現在は保育園でも活動を行っている。
2020年からは保津川の東「川東地域」で活動しているクラフトマン達と地域活性化を目的とした有志団体KYU(Kawahigashi Youths Union )を立ち上げ、定期的に「カワヒガシマーケット」を開催し、地域に人を呼び込む地域貢献活動にも取り組んでいる。 森田農園としては、同じく2020年から、新規就農希望者の研修受け入れも開始し、旭町の就農者が増える一助となるべく活動している。
2023年からの新たな取り組みとして、かつての地域特産品であった「旭メロン」の継承復興に挑戦している。全国でも問題視されている高齢化などによる作り手減少から、このままではこの世から消えてしまう特産品をどうにか残したい想いから、新名称「マクメロ」として、亀岡市や地域事業者様のご協力も得ながら活動中。生鮮品の他、ジャムなどの加工品開発を行うと同時に、マーケティングとブランディングのために、近夏の企画として「マクメロかき氷」出店のクラウドファンディングにも挑戦中。
https://for-good.net/project/1000687
クラウドファンディング「forgood」にて、2024年6月末まで。
◆荒美大作(亀岡市農林振興課)
1975年山口県周南市生まれ。民間企業を経て2008年亀岡市職員に。ふるさと創生課(現SDGs創生課)で移住・定住促進事業の立ち上げ・運営後、2021年に農林振興課へ異動。有機農業の推進、6次産業化、地産地消の促進などを担当。2023年2月、亀岡市は、全国2番目に「オーガニックビレッジ」の宣言を行った。
◆小林 舞(京都大学大学院経済学研究科特定助教)
米国スミス大学卒業後、カリフォルニア州や中米のニカラグアで環境教育や農業に携わり、アグロエコロジーを学ぶ。京都大学地球環境学舎にて修士・博士課程修了。2016年より総合地球環境学研究所の「持続可能な食の消費と生産を実現するライフワールドの構築ー食農体系の転換に向けて」(通称FEAST)プロジェクトの研究員として働く。2021年より現職。未来における小規模農業の可能性や豊かで健全なフードシステムのあり方などを日本とブータンをフィールドに日々探求している。
◆伊藤雅文(京都ベジラボ会長)
1951年 京都生まれ
1972年 東京の大学卒業
1972年 東京都外郭団体入社
1976年 東京武蔵野市で有機八百屋をはじめる
1982年 京都左京区で有機八百屋「菜の花」開業
2009年 有機野菜の卸会社株式会社京都ベジラボ開業
2012年 コープ自然派顧問に就任
2018年 京都ベジラボ会長に就任
2022年 京都市から亀岡市へ移住
2024年 亀岡で有機農業学校を開校
◆鈴木健太郎(369商店・京都オーガニックアクション代表)
1977年生まれ。二児の父。大学卒業後、バックパッカー→人力車夫→仏像彫刻を経て、2010年に京都市内から南丹市に移住。豊かな自然環境がある農村社会が構造的に持続可能でないことに衝撃を受け、Local&Organicをテーマに移動八百屋369商店を2014年に開業。2017年に、それぞれ孤立している有機農家や八百屋、料理人を繋ぐ目的で突発的に開催した「百姓一喜~農家大宴会」をきっかけに共同プロジェクト「京都オーガニックアクション」始動。京都のオーガニック農産物を京都の八百屋さんに運ぶ共同物流便を中心に、京都一円のオーガニック関係者の連携を模索している。
◆植松美奈(Banksia Garden)
保津町のバンクシアガーデンです。 植物由来の米ぬかや油粕など、実際に食べても安心なものを肥料分として使い 微生物や生き物の力を借りて土づくりをし 自然の恵みを頂戴しながら安心して食べられるお野菜を育てています。出来るだけ顔の見える形でお届けしたいため マーケットスタイルの販売を軸としております。プラフリーで、必要な分だけ 新鮮なお野菜が手に入る環境を拡めていきたいです。
◆片本満大(かたもとオーガニックファーム代表)
かたもとオーガニックファーム代表、亀岡オーガニックアクション代表理事。
大阪府阪南市出身。18歳から京都学園大学(京都先端科学大学)入学と同時に亀岡市へ。
大学でモトクロス競技に励み、在学中に国内A級に昇格。卒業後は亀岡市民となり、モトクロス競技を続けながら、京都のバイク販売会社に就職。怪我によりモトクロス競技活動中断→55歳からオーガニック農家になるつもりが、37歳から農業研修スタート、一年半の研修後に、現在の圃場の一部37a(3700平方メートル)からかたもとオーガニックファームが始動。
現在は、200a(20,000平方メートル)の農地で有機JAS認証を取得しています。有機JASは取得しておりますが、肥料を使わない自然栽培で、野菜とお米を栽培しています。