めぶく展 〜第3回開かれたアトリエ公募展〜 | 開かれたアトリエ

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公募展「めぶく展」

かめおか霧の芸術祭は、亀岡市役所地下1階の「開かれたアトリエ」が、今後も地域の皆さんの多様なアート表現の場であり続けるように、今年3回目となる公募展を開催します。公募期間中には、 亀岡での風景や日常に潜む美しさを、それぞれの視点で表現しているたくさんの作品の応募がありました。本展覧会では、その中から選考した4人の作家の作品を展示します。この展覧会をきっかけに、出展者だけでなく、作品の鑑賞者にとっても、亀岡での暮らしの中で湧き上がる思いや創造性が芽吹くことを願って、「めぶく展」を開催します 。

 

【日程】

11月17日(月)~1月18日(日)

2部生

・前半 11月17日(月)- 12月15日(月)    

・後半 12月17日(水)- 1月18日(日)

  

【出展者プロフィール】

第1部

進藤 純子(木彫)

広島県に生まれ、45年前に亀岡に引っ越してきました。小学3年生の時、「よう描けとるな」とコスモスの絵をほめてもらいました。心配でドキドキ、まごまごの転校生の私はその言葉はとても嬉しくて、絵を描くことがおもしろくなりました。今につながる“はじめの第一歩”です。木を彫って絵を描き進んでも・・なかなか想ったものには近づきませんが、いつ始めても、いつ終わってOKの物作り。昔と今、そして未来を行ったり来たりしながら、小さい素材と向き合って作っています。

辻井 美菜子(鳥の写真・動画・工作)

亀岡に生まれ、亀岡の小学校に通っています。鳥が大好きです。私にもつばさが生えてきたらいいのになと思っています。鳥の写真をとり始めたのは、今年の三月からです。犬飼川をお散歩中にカワセミを見てから、カワセミの写真がとれたらいいなと思って、お休みの日や朝早く起きて、川を散歩しながら写真をとっています。なかなかカワセミには出会えないけど、いろいろな鳥がいるのでぜんぜんたいくつしません。今度は平の沢池でコウノトリの写真がとりたいです。

 

第2部

米井 清訓(粘土細工)

約6年前、当時小学生だった息子と粘土遊びをしていた際、気づけば息子以上に夢中になってクワガタや鳥を作っていました。以来、素材や制作方法を試行錯誤しながら作品を増やし、2020年には亀岡市が主催する「ネットショップを始めたい」講座に参加。その学びをきっかけに、すぐにネットショップをオープンしました。現在は主に石粉粘土を用い、鳥や昆虫、猫、古代エジプトの神々などをモチーフに、手のひらに収まるサイズで制作しています。生き物の多様な姿や色に惹かれ、その魅力を形にして、見る人の心がほっこりと和むような作品を目指しています。

河野 ひかる(絵画)

愛媛県松山市出身。京都造形芸術大学大学院デザイン領域修了。デザイナーとして活動していた2024年、体調不良をきっかけに、「私が本当にやりたかったことは何だろう?」と自分に問いかけるようになりました。子どもの頃に好きだった“絵を描くこと”を再び始めるうちに、いつしか“自分の深いところにいる私”と対話しているような感覚が芽生えました。作品を通して、見てくださる方にもご自身と静かに向き合うような時間が生まれたら嬉しいです。この秋から、パートナーの出身地である亀岡に移住。ゆったりとした空気の流れるこの街で、心の声をすくい取るように制作を続けていきたいと思います。

 

ワークショップを開催します!

① ひよこのぽんぽんマスコットを作ろう!

毛糸やどんぐりを使って、小さなひよこのマスコットを作りましょう。作品はお持ち帰りいただけます。

講師 : 辻井 美菜子

② ミニキャンバスに、一年の始まりを描こう!

アクリル絵の具とデコボコした質感が作れる画材を使って、自由に抽象画を描きましょう。新しい年のはじまりに、「今の自分が感じる色や形」をキャンバスに表現してみましょう!作品は、開かれたアトリエに展示され、当展覧会が終了次第、お持ち帰りいただけます。

講師:河野 ひかる

日程  : 1月10日(土)10時-12時 場所 : 亀岡市役所地下1階「開かれたアトリエ」

定員  : ①と②それぞれ10名(先着順)

参加費 : 500円

対象  : 年齢制限はありません。小学4年生以下のお子様は保護者同伴での参加をお願いします。

申込み :Googleフォーム

締切 :2026年1月6日(火)