2021/10/17更新

KIRI²芸術大学|ものを視る為のデッサン教室02 レポート

10月17日(土)13:00~17:00
講師 :副産物産店
参加者:7名
参加費:3,000円/人

2021104日(月)-1128日(日)で開催された 〈開かれたアトリエ展覧会農と林”〉
この展覧会を企画されている副産物産店の矢津さんをお呼びし〈ものを視る為のデッサン教室〉が行われました。

この講座はデッサンという手段を通して ものの見方 を養うことが目的です。
そのため写実的より主観的な見方を大切にします。
受験のデッサンでは見えないところは描いてはいけませんが、今日はもののストーリーを想像して描いていきます。

前回のテーマは”土と種”ということで壺をデッサンしました。
前回の様子はこちら

今回は”農と林”ということで亀岡で採れた旬の野菜や果実をデッサンします。

レクチャーは鉛筆の削り方や持ち方、道具の使い方から始まります。
鉛筆は文字を書くときの持ち方とは異なり、鉛筆を寝かして持ち芯を点ではなく面として使います。
また白の色合いを表現をするために、消しゴムも書くための道具とデッサンでは使われます。

そして「5つの目」と題して、ものを視るためのヒントを教えてくださいます。

①質感を視る:ツルツル、ザラザラ、ぬるっとしてるといった感覚的なもの
②間を視る:自分ともの空間、ものとものの空間、葉と果実の空間
③光を視る:どこから光がきてそのものに反射されているのか
④成り立ちを視る:種から成長し、この姿になった過程や手元まで運ばれてくる過程を想像
⑤自分との関わりを視る:その日の体調や感情といった個人的な関係性を感じる

参加者の皆さんはこの5つの目を用いてじっくり観察してデッサンに励まれます。

普段の生活の中ではあまりない、集中して一つのものと向き合うという3時間はあっという間でした。

 

柚子を描いた参加者は
「ヘタのところが気になりました。なぜかと言うと棘が収穫の時に痛かったからです。そのため画用紙の真ん中に配置して目立つようにしてみました。」
とご自身の体験も含めて画用紙にうつされていました。