KIRI²芸術大学|本漆を使う本格的金継ぎ講座① レポート
10月16日(土)10:00~12:00
講師 :金 潤姫さん、安井 友幸さん
参加者:7名
参加費:12,000円/人(全4回)
漆作家の金 潤姫さんと安井 友幸さんをお呼びして全4回の〈本漆を使う本格的金継ぎ講座〉を開催しました。
KIRI²芸術大学はスキルを獲得することできるだけの講座ではありません。
それぞれのアーティストの独自の視点から術(わざ)や知恵を学ぶことができる講座です。
先日は栗本さんを講師に招き〈金継ぎで器を再生しよう〉と題して金継ぎ講座を開催しました。
(講座の様子はこちら)
アーティストが変わると似ているテーマの講座もどのように変わるのでしょうか。
まずは講師のお二人によるレクチャーから始まります。
初回の今日は金継ぎをする部分をやすりで研ぎ、漆を塗ります。
接着させる際に隙間を作り、漆がしっかり入りこむためにやすりで丸みをつけていきます。
また漆は水分が蒸発して乾くのではなく、酸化により乾燥するそうです。
そのため、適度な温度管理以外にも高い湿度も必要なんだそう。
本日制作されたものは参加者それぞれがご自宅に持ち帰り乾かします。
次回のさび付けに向けて、ご自宅での手入れも大切になってきます。