2021/10/17更新

KIRI²芸術大学|金継ぎで器を再生しよう③ レポート

10月17日(土)10:00〜12:00
10月23日(日)10:00〜12:00(予備日)
講師 :栗本夏樹さん
参加者:11名

全三回で金継ぎを学ぶ「金継ぎで器を再生しよう」の第三回が開催されました。

日本に古くから伝わる伝統技法である金継ぎは現在エコの観点からも注目されています。便利な現代の暮らしの中で失われつつある、ものを大切に使い続けると修繕という技。

この講座では、器についた傷もその器の歴史としてより魅力的になる技術を全3回の体験で身につけていきます。
第二回の様子はこちら

最終回である今回はついに絵漆と金粉塗りを行います。

前回作った錆の部分を改めて削り滑らかにしたのちに絵漆を塗っていきます。
絵漆は弁柄と生漆を使って作ります。
これが次の金粉(金消し粉)との接着剤の役割を果たすそうです。

また器を使っているうちに金が剥がれてしまっても、その下地が赤呂色の弁柄だと綺麗に映えるため、より長いあいだ気持ちよく使うことができます。

最後にで毛棒で金消し粉を塗します。
トントンと少しずつ塗すと、あっと言う間に金の優雅な表情に変わりました。

この作品を安全に持ち帰り乾かすことで金継ぎでの器の再生が完成です。

以下レポート担当:辰巳

金継ぎをする器はどんなものなのか、大切にしたい器。それぞれの参加者のお皿とのエピソードをお聞きしたので少しご紹介します。

3歳のころに東京の上野動物園で買ってもらったというお皿。金継ぎをされているとこをご注目。虎のうんちのような柄に。キュートです。

大事にしていた作家さんのもの。

いつからか、ずっと家にあったもの。「家にもまだ割れたお皿あるから直せるようになりたい」とのこと。

実家暮らしを卒業して1人暮らしを始め、はじめて自分のお金で買った器。

日本に来て友達の家からもらった器。