KIRI²芸術大学|2021 霧が育てる保津そば九十日の旅05 レポート
12月11日(土)9:30~12:00 13:00~15:30
講師 :西村 文夫さん、中野 恵二さん
参加者:午前5名 午後4名
参加費:2000円/人
出張そば打ち職人の西村文夫さんと、保津川こなこな研究所代表の中野恵二さんをお呼びして、「2021 霧が育てる保津そば九十日の旅」を開催しました。
普段当たり前のように美味しく食べている ”そば” ですが、どのようにして私たちの口まで運ばれているのでしょう。
この講座ではそばの種まきから食べるまでを丸ごと体験することで、食との関わりをじっくり観察します。
本日第五回目となる最終回は蕎麦打ちです。
そば打ちの工程は大きく
水回し、練り、延ばし、切り
と分けられます。
力の入れ具合や、大気中の湿度を考慮した水分の調整など、
どの工程も絶妙な匙加減が美味しいそばを決めます。
講師の西村さんからそれぞれ個別で指導を受けますが、西村さんの流れるような手捌きに毎度驚かされました。
また、「そば打ちに集中していると、そばに自分の性格も反映されているのを感じたことが面白かった」と初めて体験された方も感心されていました。
今回打ったそばは家に持ち帰り、西村さんのお手製のつゆで頂きます。
私が打ったそばは練りがあまく、ポロポロになってしまいましたが、自分で作ったこともありとても美味しく感じました。
そして同時に、熟練した技を持つ職人さんに感服しました。