KIRI²芸術大学|そばの成り立ちから味わう、新そばを楽しむ試食会 レポート

1月15日(土)12:00~14:00
講師 :西村 文夫 さん、中野 恵二さん
参加者:9名
参加費:2,000円

こんにちは。KIRI²芸術大学を担当している佐藤壮一郎です。

昨年8月から12月にかけて開催した〈2021 霧が育てる保津そば九十日の旅〉で種まきから始めて収穫までを体験した「保津そば」をそば打ち職人の西村さんに振る舞って頂きました。

前回のそば打ちの講座では、自分で打ったものを自宅で茹でて食べました。

しかし、丹精込めて作ったそばをもっと美味しく食べてみたい。職人さんの技で真の美味しさを味わいたい、そんな想いでこの講座は企画されました。

まずは 今まで育ててきた過程を振り返り、そばの実に関する知識を深めます。

そばの実は麺以外にも薄く伸ばして焼いたもの(ガレット)や熱湯と練り合わせたもの(そばがき)とさまざまな姿になります。

今回は麺以外にも普段あまり口にしないそば料理も頂きました。

さらに、自分たちの育てたそばの味が分かるようにと、同じ種で違う土で作ったそばの二種類を準備して頂きました。

土が変わるとどう味が変わるのでしょう。

参加された方はそれぞれの感じ方を共有します。

「自分たちで作った方が少し風味がさっぱりしてる」
「コシが違う感じがするね」
(私の舌ではどちらも美味しく、違いがあまり分かりませんでした。)

畝立てからのストーリーを丸ごと味わいお腹も心も満たされ、そばの成り立ちを五感を使って学ぶことができました。