KIRI EXHIBITION 6 関連ワークショップ「野菜の彫刻+鍋の儀式」
- 開催日時
- 2019年12月8日(日)
- 開催場所
- KIRI CAFE
- 講師
- Finchittida Finch(アーティスト)
○実施内容
イギリスのロンドンにある国立の美術大学(RCA)に通い、現在は交換留学のために京都に滞在中のFinchittida Finch(Tida)さん。古代タイ芸術である果物と野菜の彫刻を訓練しながら、京都にて伝統工芸やアーティスト、有機農家を研究しています。
そんな彼女の初の展覧会「KIRI EXHIBITION 6『Laid To Rest』」の中で、Tidaが訓練をしている古代タイ芸術である果物・野菜の彫刻(カービング)を教えてもらうためのワークショップを開催しました。
◯実施結果
野菜の彫刻はまず、野菜に祈願することから始まりました。野菜をじっくり見つめて、導きを元に彫刻する場所を探し、彫刻の技術を学びながら自由にそれぞれ彫刻を行っていきます。そのシンプルさに突き動かされ、参加者は夢中でさまざなな野菜と向き合い彫刻を行いました。
普段なら彫刻をした野菜は食べないのがTidaが学んできた教えなのだそうですが、日本の食べ物に感謝する気持ちや心を尊重して、彫刻した野菜、彫刻して削り出された野菜を余すことなく取り入れたいという気持ちから、鍋という形でみんなで囲み、胃袋に入れるまでをセットにしたワークショップになりました。
1日を通して野菜の姿、彼女の考えるテーマである「死と再生」について、参加者と向き合う時間となりました。
- 主催
- 亀岡市、かめおか霧の芸術祭実行委員会 、京都造形芸術大学
- 助成
- 京都府「1(ひと)まち1(ひと)キャンパス事業」
- 企画
- 辰巳雄基
- 広報物デザイン
- Romain Protin
- 参加者
- 15名