KIRI EXHIBITION 1 「副産物産店@亀岡」
- 開催日時
- 2019年5月3日(金)〜6月23日(日)
- 開催場所
- KIRI CAFE
- 講師
- 山田 毅(只本屋)、矢津 吉隆 (kumagusuku)
- ゲスト
- 松井 利夫(陶芸家)
森 太三(美術家)
綿引 恒平(陶芸家)
グレゴリ青山(漫画家)
奥村博美(陶芸家) ほか多数
○実施内容
「副産物産店」とは、山田毅(只本屋)と矢津吉隆(kumagusuku)が考案した資材循環のための仕組みであり、モノの価値、可能性について考えるプロジェクトです。アーティストのアトリエから出る魅力的な廃材を”副産物”と呼び、回収。普段は見向きもされないそれらに着目し作品の副産物だけを集めた物産店を開催してきました。
今回、亀岡で行う「副産物産店」は、亀岡で作品を制作する芸術家のアトリエを訪問し、そこで生まれた副産物も展示、販売。会期中は関連ワークショップを開催することで、市民が副産物やアーティストと関わる機会を創出しました。
また6月9日には当展覧会の関連トークイベントとしてKIRI WISDOM vol.6 「副産物産店」も開催しました。
◯実施結果
普段は見慣れない副産物を目の前に、どのようなアーティストや作家がいるのか、どのような工程で作品が出来上がっていくのかといった点に来場者は興味津々。実際に副産物を購入できることで、自分なりにカスタマイズして新たな作品をつくりだす方や、会場にいるお客さん同士で副産物を見ながら、さまざまな想像を膨らませて会話する様子も印象的でした。
副産物という言葉から、畑の副産物を提供いただける方も出現し、会期中来場者と共にさまざまな”副産物”について考える機会となりました。また、今回は副産物産店のお二人も京都市外では初の開催ということで、亀岡の作家さんの訪問から始まり、関係性の構築を行い、芸術家のアトリエや作家のリサーチにも繋がりました。
- 主催
- 亀岡市、かめおか霧の芸術祭実行委員会、京都造形芸術大学
- 助成
- 京都府「1(ひと)まち1(ひと)キャンパス事業」
- 企画
- 辰巳雄基
- 展示設営
- 副産物産店、STUDIO森森
- 広報物デザイン
- CHIMASKI
- 記録撮影
- 麥生田兵吾
- 来場者
- 446名(期間中延べ)