2020/2/20更新

KIRI2 芸術大学「農と食」

開催日時
2019年11月16日(土)、12月14日(土)、2020年2月15日(土)
開催場所
KIRI CAFE
講師
鈴木健太郎(369Works)

○実施内容
亀岡にゆかりのあるさまざまな分野のアーティストや、地元の方々が講師となり、亀岡だからこそできる誰もが芸術を身近に感じることのできるワークショップ「KIRI²芸術大学」。

今回は、移動八百屋「369Works」の鈴木健太郎さんとともに農家さんの畑を見に行き、話を聞き、野菜を食べ、農について考えるという全3回のツアーをワークショップ形式で行いました。

各回ごとにテーマを絞り、農家さんごとの営農スタイルから見える「農と食」の在り方や、農家さんごとに違う農法や土・野菜との向き合い方をとおして、私たちが普段口にしている野菜がどのようにして作られているのかを学んでいきました。

◯実施結果
第1回目は移動八百屋をされている鈴木さんの自己紹介から始まり、今の日本の野菜生産、流通などの現状を学んだ後、亀岡市馬路町の有機農家を営む松實農園さんにお邪魔して、参加者とともにいろいろお話をお伺いしました。

参加されたのは家庭菜園として農業をされている方や 今の食生活に不安を感じている方、流通業をされている方、農業に漠然と興味のある方などさまざま。松實農園さんから、害虫や病気をいかにして農薬や化学肥料を使わずに防ぐか、その難しさやその苦労、そして想いを聞かせて頂き、生産されている野菜をお土産にもらいました。最後に参加者で感想を言い合い、考えていた農業や食と、実際の現場で行われていたことの違いや感じたことも共有できました。

第 2 回は 1 回目に参加された方が 6 割、新しいメンバーが 3 割ほどの構成。前回の振り返りを行った後、亀岡市旭町で自然栽培(無農薬・無肥料)をストイックに追及されている「ハイツ野菜研究部」の中嶋さんを訪問しました。

「無農薬・無肥料」とはどういうことか? なぜそんな栽培をするのか? 中嶋さんの比較実験のリアルな体験談をはじめ、F1種と固定種の違いなどの話に参加者は興味津々。今回もお土産に野菜をいただき、最後に感想を言い合いました。前回の参加者は、前回の農家さんとの比較に思いを巡らせたり、ひとえに農業といってもそれぞれが異なる育て方や考え方で取り組んでおられることに驚いたりと、農業の奥深さを改めて考えられていました。

第3回目(最終回)は、1・2回目に参加された方が7割、新しいメンバーが3割の構成。前回の振り返りと共に、南丹市で有機JAS認定農家である「Cocode Planters」の児島さんに来ていただき、有機認証制度のことや野菜の流通についてお話をいただきました。

そして、シリーズ第1期の最終回として、今まで訪問した農家さんの野菜を使って、京丹波町で高橋農園を営む料理家の高橋シェフによるマクロビランチが振る舞われました。

農家さんもランチに来ていただき、過去の振り返りや次回の計画についても話し合われ、参加者は美味しい野菜を食べながら今まで 3人の農家さんを訪問して感じたことを発表。参加者も「食や農」にさまざまな視点から関心や興味、考え方があり、振り返り会がとても重要な場となっていました。今回は特に農家さんと料理人も話し合いに参加できたことがとても重要てな役割を果たしていました。

主催
亀岡市、かめおか霧の芸術祭実行委員会
参加者
第1回;12名
第2回:10名
第3回:15名

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