こどもみんげい2022年度後編

こどもみんげい2022年度

 

②ワークショップ

 

お披露目会 / 食事会

こどもたちがつくった器?のお披露目会

 

2023年2月12日(日) 午前の部 / 午後の部

参加者:合計 30名

 

こどもたちがつくった器?はどのように窯から出てきたのか。

「こどもたちはとっても楽しみにしていた」とお母さんやお父さんから教えてもらいます。

まずは、自分がつくった器?の中から(中には5つ、6つつくった子もいました)お気に入りのものを2つ選んでもらいます。

自分の器を探す時の顔、見つけた時の喜びの顔がとっても美しい。

器を吟味する顔は陶芸家と一緒です。

 

 

つくった器?と共に記念写真

 

 

お披露目会はこれからが本番。

お気に入りの器?に 甘い、酸っぱい、辛い、苦い…小さな味覚が盛り付けられます。

盛り付けも、「ここに、この食材を盛って欲しい。」とこどもたちに選んでもらいます。

盛り付ける大人も、盛り付けたこどももびっくり!

器?が食材を盛られた瞬間に別のものへと生まれ変わりました。

会場のKIRI CAFEの店主から食材の説明をしてもらい、

みんなで「いただきます!」

どんな味や食感を感じたのでしょうか。

こどもたちは傾げたり、びっくりしたり、笑ったり、いろんな顔をしながら食材や、器?と向き合っていました。

ご馳走様!

食べ終わった後の器?も、いつも普段食卓で見る器と違う顔をしています。

家に帰ったら何を入れる? 何を食べる?

と質問をしながらこどもたちに感想を聞いてまわります。

いただきますの後は、器?を洗って持って帰ってもらいます。

こどもたちは会場にある自分がつくったものではない、他の人がつくったものも見ながら、改めて形や色、それぞれの表情に出会っているのが印象的でした。

食べた後と、食べる前の目線が全然違うのです。

ご馳走様の後は今後の予定を話します。

 

このプロジェクトが今後どうなっていくのか、まだわかりません。

しかし、主催した芸術家にとっても、魅力的で発見がたくさんあるプロジェクトです。

来年も再来年も続けていきたい

昨年参加してくれたメンバーと、今年参加してくれたメンバー

これから参加してくれるメンバー

地域の人たちと一緒に考えていきたいな。と話しをして今年度の「こどもみんげい」はこれにて終了。

 

こどもたちがつくった器は、地域のレストランや食堂に使ってもらうのはどうだろう?

世の中にどのように送り出したらいいだろう?どんな循環が生まれたらいいだろう?

こどもたちにとって、魅力的なプロジェクトに育てていけるよう

これからたくさん話し合う場が生まれたら嬉しいです。