柞磨祥子
柞磨祥子 Taruma Shoko
作品タイトル / 説明
- torsion 2
光によって変化する深い黒 。
歴史の流れと、流動的な流れの形。
曲面と漆の黒が、庭園や建物を取り込むインスタレーション。
柞磨祥子 Taruma Shoko
1991年生まれ。漆の黒にみる深みに魅せられ、液体 のような自由な形態を「陰翳」の現代彫刻として表現し ている。近年、日本と東アジアの古き良きものを取り込 み、古美術をマテリアルにして、古伊万里や景德鎮白 磁などと漆を調和させたシリーズを発表。また狩野派の 重要文化財と同じ空間での発表、「幽玄」なる精神性 と溶け合う金箔シリーズなども手がける。2021年京都市芸術新人賞受賞。