城跡芸術展2023

ARTISTS出展作家

辻󠄀將成Masanari Tsuji

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三重県松阪市出身の辻󠄀將成は、身体・空間・時間をテーマに東海地区を中心に作品を制作しているアーティストであり、現役のBBOY(ブレイクダンサー)でもある。10代から関わってきたダンスカルチャーとアートの文脈から制作・研究し、瞬間的な踊りの儚さと同時に残る痕跡に視点を置き、様々な作品を生み出している。

「Graffiti MAN 23 #2」

グラフィティは所在と文字に関係性があり、その場・その言葉に必然性があると思う。 この作品はグラフィティーから着想を得て制作した立体作品。必要な展示場所と言葉の意味を持たない。私の思うグラフィティーアートは街の中に、我々の生活の一番近くにあるのかもしれない。この作品はどこを所在とするのだろうか。

 

 

【パフォーマンス】

 

「風の庭 Another episode of DUALITY」

日時:10月14日(土)、15日(日)/12:00〜、15:00〜

 

現代美術家・ストリートダンサー( B-boy)の辻󠄀將成が、手掛けるパフォーマンスアート DUALITY 2023 。亀岡での最新作を披露する。
2020年よりスタートしたDUALITY project は出演者のほとんどがストリートダンサーという、アート界では珍しい構成で演出されている作品である。
パフォーマンスのコンセプトでもある二元論について、そして鑑賞者と演者の関係性について新たな問いを投げかける。
空間と身体、時間の関係を追いかけながら、人はなぜ踊るのかという概念的な問いに立ち返る。どのような時間・空間が展開されるのだろうか。

踊りは言語では無い、説明は不要である、その目・身体で体感してください。