城跡芸術展2023

ARTISTS出展作家

YUKO KIMOTO・Hikaru Toyoda

YUKO KIMOTO:

絵描き。デザイナー。ロンドン芸術大学セントラルセントマーチンズ・ファッション科を卒業し、ロンドンやパリを中心に、シャネルなどファッションブランドでデザイナーとして経験を積む。独立後は映画衣装やウェディングドレスのデザイナーとして活動し、藍染の日傘をプロデュース。2015年、帰国を機に絵を描き始め、星野リゾート×avex主催のアートコンペに入賞。三菱電機に作品提供。ルーブル美術館に作品出展。現在は拠点を京都に移し、プロダクトデザインや絵画制作のワークショップを開催したり、かめおか霧の芸術祭ではプランナーとして「開かれたアトリエ展覧会」などを企画・制作している。

 

HIkaru toyoda:

2000年、京都府生まれ亀岡育ち。上田安子服飾専門学校在学中。 ファッション・テキスタイルデザインを学びながら学内外問わず活動している。日々の中で触れ合うものごとや人々との出会いから生まれるイメージやかたちに、手作業というプロセスを大切にすることで作品を紡ぎ出す。ドレスや舞台衣装、洋服、装飾品といった身につけることができる立体作品や、絵画や刺繍、写真を用いた平面作品など、複数のメディアを使って表現する。

 

WEAR HOZU WEAR

私たちは、お互いに距離をとらなければならなかったコロナ禍を経て、本当は膝と膝をつきあわせて、こそこそ話も聞こえるくらいの距離でしか伝わらない言葉や、気持ちがあることに気がつきました。その一方で、家から出ることができず、ネット上で誰とでも繋がり、遠くの人たちともコミュニケーションを取るようになった私たちは、改めて、住む場所の選択肢が多いことに気がつきました。

 

HOZU WEARは、人と人とのつながりを、こそこそ話が聞こえるくらい近く、そして保津という土地と人とのつながりを「藍染」で表現しています。