日置 結弥-Hioki Yuumi
岐阜出身。
京都府南丹市八木町の古民家に2018年より住まう。
二十代より、旅をしながら、日本の奉納舞、盆踊り、台湾の原住民文化の輪踊り、インド・ラジャスタンのカルベリアダンスに出逢い、人と踊りの根源的な繋がりを探究。
京都西陣に14代続く織元であり、現在亀岡で養蚕を営む “織道楽 塩野屋”さんと出逢い、お蚕さんという命の不思議や、日本における絹文化について教授いただく。
2022年より南丹市八木町の場、 “透舎 -tosya-”にて、“Silk labo&road”を主宰。
わたしたちはどこから来て、どこへ向かっていくのだろう。
人間と共に生き、人間を魅了し、シルクロードを渡ったものたち。
日本では、“お蚕さん”と呼ばれ大切にされてきた。
ここ亀岡は丹波国桑田郡と呼ばれたように、かつては養蚕が盛んな土地だった。
お蚕さんの繭から作られた真綿は、儚く、透明に光る糸をひき、わたしたちを包み込む。
光を享受するその空間で、そこに行き交う人々が、知覚感覚を通じて交感するインスタレーション作品。
Special thanks
–協賛:織道楽 塩野屋
–Technicals : Maciek Nowakiewicz
【パフォーマンス】
日時:10月14日(土)/11:30〜、13:30〜|22日(日)/11:30〜、14:00〜
絹の羽衣と人をテーマにした舞。自然の中で縫うように、静かに呼吸するように、踊る。
日本における絹の伝承、秋の豊穣、衣食住、日々の豊かさに祈りを込めて。