1991年広島県生まれ。漆の黒にみる深みに魅せられ、液体のような自由な形態を「陰翳」の現代彫刻として表現している。近年、日本と東アジアの古き良きものを取り込み、古美術をマテリアルにして、古伊万里や景德鎮白磁などと漆を調和させたシリーズを発表。また狩野派の重要文化財と同じ空間での発表、「幽玄」なる精神性と溶け合う金箔シリーズなども手がける。2021年京都市芸術新人賞受賞。主な個展・展覧会に、「SHOKO TARUMA – STREAM」 (The Muse Gallery/ロンドン、2020年)、「Stream -流演-」(The Gallery by SOIL/香港、2019年)がある。
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