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アーティストクロストーク 「漆作家に訊ねる。-3つの視点から考える漆の可能性- 」

城跡芸術展2024 イベント・トーク
アーティストクロストーク 「漆作家に訊ねる。-3つの視点から考える漆の可能性- 」

漆作家の栗本夏樹、柞磨祥子、小峰花香の三名でクロストークを行います。作品の紹介や漆の魅力についてなど、作家活動に関する話を質問形式お話しいただきます。クロストークを終了後は、実際に三名の作品を鑑賞します。

イベント詳細 ▼
日程|10月27日(日)
時間|11:00-12:00
場所|丹波亀山城跡・みろく会館
参加費|無料(申込不要)

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[作家プロフィール]

栗本夏樹 KURIMOTO Natsuki
1961年大阪生まれ、京都府亀岡市在住。1987年京都市立芸術大学大学院美術研究科修了。2000年-2001年の一年間、イギリスに文化庁派遣で在外研修。「漆・いのちの再生」をテーマに、古来より使われてきた漆素材を使い、新しい感覚の造形を次々に手がけている。瓢箪や石などを使用したユーモラスなインスタレーション作品も制作している。主な展覧会に「PLAY/PRAY あそぶ美術、おもう美術」(豊田市美術館、2011年)、「革新の工芸“伝統と前衛”、そして現代」(東京国立近代美術館工芸館、2016年)、「HARD BODIES」(ミネアポリス美術館/アメリカ、2017年))「Collect 2019」(Saatchi Gallery/ロンドン、2019年)などがある。現在、京都市立芸術大学美術学部教授。

 

柞磨祥子 TARUMA Shoko
1991年広島県出身。漆の黒にみる深みに魅せられ、液体のような自由な形態を「陰翳」の現代彫刻として表現している。近年、日本と東アジアの古き良きものを取り込み、古美術をマテリアルにして、古伊万里や景德鎮白磁などと漆を調和させたシリーズを発表。また狩野派の重要文化財と同じ空間での発表、「幽玄」なる精神性と溶け合う金箔シリーズなども手がける。2021年京都市芸術新人賞受賞。主な個展・展覧会に、「SHOKO TARUMA – STREAM」 (The Muse Gallery/ロンドン、2020年)、「Stream -流演-」(The Gallery by SOIL/香港、2019年)がある。

 

小峰花香 KOMINE Hanaka
1998年京都府亀岡市生まれ、香川県高松市在住。2023年京都市立芸術大学院美術研究科修士課程修了。主に文様や生き物をテーマに、民族的で不思議なエネルギーを感じさせるような漆作品を制作している。現在は、香川県漆芸研究所にて研究生として在学中。沖縄・京都・香川の漆に触れ、それぞれの特色を活かした作品作りに取り組んでいる。

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お問い合わせ:
かめおか霧の芸術祭実行委員会事務局(亀岡市文化芸術課内)
kirikameoka@gmail.com/0771-55-9655(直通)

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