KIRI²芸術大学|おかあさんと作る初めての味噌づくり レポート

2023年 2月25日(土)10:30~14:00
講師 :生松ひろみさん
参加者:4名
参加費:4500円

KIRICAFEにて、『おかあさんと作る初めての味噌づくり』を開催しました。

持ち物は三角巾・エプロンに、味噌を仕込む容器。
さて、美味しいお味噌を仕込むことができるでしょうか。

講師は長年ご友人と味噌づくりをされている主婦の生松さん。
まずは、みその材料である大豆や麹についての話を聞きながら、味噌のつくり方を教えてもらいました。

1晩水につけておいた大豆を火にかけていきます。
どんどん出てくるアクをとって、今回は圧力鍋を使って大豆を煮ました。

みんなで大豆の硬さを確認。指で押して潰れるぐらいに柔らかくなったら、ザルにあげます。
ここのポイントは煮汁を捨てないこと!
煮汁も大豆を潰す際に少しずつ入れて美味しさを無駄にしない工夫だそうです。

残った煮汁を味見してみると豆の甘さと香りがギュッとつまった味がしました。

そして、柔らかくなった大豆を潰します。

火の番をする人に、炊き上がった豆を潰す人、量も工程も多いときは近所の人やお友達何人かで集まって作るのがおすすめ!と生松さん。
参加者全員で協力しながら、作業を進めていきました。

米麹。ほんのり甘い香りがします。
みそを美味しくしておくれ。と念じながら潰した大豆と麹を混ぜていきます。

しっかり力を入れて麹が均等に混ざるようにしていきます。なかなかパワーが必要。
みなさん味噌づくりは初挑戦。

団子状に丸めていきます。

お団子状のみそが完成、あとは味噌作りの醍醐味。バシッバシッ!
それぞれ持って来た容器の底に叩きつけ、空気を抜きながら詰めていきます。

壺に入っているだけで、もう美味しそう。
味噌の仕込みが完了しました。

ひと仕事終えたところで、お昼ご飯です。
今回はなんと、講師の生松さんが昨年作った味噌で、肉味噌/ゆず味噌/さんしょう味噌/ふきのとう味噌を用意してくださいました。

おにぎりに付けながら味見。どれもおいしい、、、ご飯がすすみにすすみました。

小松菜とお揚げに、生松さんのお家で採れた玉ねぎが入ったお味噌汁もいただきました。
この日、外は雪が降るほど寒い日だったので、体の芯まで染みわたりました。

春夏秋冬に採れる色んな食材をお味噌と組み合わせられるのが味噌のいいところ。と生松さん。
こんな料理もできるよ。とたくさん味噌の使い方も教えていただきました。

完成が楽しみすぎる!!

食べられるようになるのは3ヶ月後。1年経つと熟成されて、またさらに美味しいそうです。
1年後まで残っているのか。ついつい食べてしまいそうな予感がします。

自分の手で作った手前味噌の味はどんな味になっているでしょうか。

(KIRI²芸術大学担当:モリクニフミカ)