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終了

KIRI FARMの種蒔き展

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  • 開かれたアトリエ

自然豊かな亀岡の千歳 / 毘沙門にて、
みんなで耕す畑「KIRI FARM」がはじまりました。
淡々と、時ににぎやかに過ぎる畑での日々。

始まったばかりの「KIRIFARM」を知ってもらい、
自らの手を動かしてみるきっかけになることを願い、
種を蒔くような展覧会を開催します。

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『KIRI FARM』 の種蒔き 展

2023 . 3/1(水)〜 3/12(日)
9:00 – 17:00

場所:亀岡市役所地下1階「開かれたアトリエ」

 

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いつから、わたしたちは『土』から離れてしまったのだろう?

食べることは生きること、には頷けるのに、
食を生み出す「農」が、なんだか遠い。

便利さや早さ、効率を重視した生活の中で、
見えなくなったことがある気がする。

たしかに田畑を耕し、作物をつくることは一朝一夕ではできない。
でも、特別な人だけができること、でもない。

そもそも、自分だけで全部しなくていい。
手が集えば、知恵が生まれ、
一人では到底できそうになかったことも
楽しくできてしまう。

それから、少しずつ季節の実りに目を向けてみる。
春は芽吹き。
人がせっせと種を蒔く傍らで
菜の花が咲き、タケノコは放っておいても毎年顔を出す。

そして、食べる。
畑で囲む食卓は、お米と味噌汁だけの簡素なものでも、とびきり美味しい。
同じ釜の飯を食うことは、
土の中や手のひらに住む小さな生き物を共有することでもある。

食べる、排泄する、寝る、働く、恋をする
日々の暮らしに「土に触れる」が馴染むとき、
わたしたちには、どんな景色が見えるのだろう?

人任せにして、味わいそびれていた育む喜び。
無数の 他者 と共にいる驚き。

時間がかかるこれらの営み全体を、
ここでは「芸術」と呼びたいのです。

『KIRI FARM』を知り、足を運ぶきっかけに、
自らの手を動かしてみるきっかけになることを願い、
種を蒔くような展覧会を開催します。