2021/3/30更新

〜めぐるかめおか〜|「離れ」にのうみ 特別公開

日程:2021年2月21日(日)
時間:10:00〜17:00
場所:「離れ」にのうみ
料金:無料

亀岡の歴史や文化を後世に継承しながら新しく生まれ変わった「離れ」にのうみが、2月21日(日) 限定で一般公開されました。明智光秀が礎を築いた旧亀山城下町の一角にある築100年ほどの古民家を改修した宿泊施設であり、亀岡市への移住・定住促進を目的として運営されています。

「離れ」にのうみ は、〈応挙 OKYO〉〈梅岩 BAIGAN〉〈了以 RYOI〉の3棟で構成されています。室内至る所には、本施設の改修を監修されたアレックス・カーさんのコレクションである掛け軸や襖絵などの美術作品が飾られています。

改修の際にかつてあった天井を取り除き、古い梁や柱を生かした空間になっています。窓のサッシや建具なども全て木製で統一されており、古いものをそのまま使用している箇所もありました。各棟すべてにしっかりと陽の光を取り込む明るい設計で、窓ガラスからもれる光がキラキラして美しかったです。古民家ならではの落ち着いた雰囲気を残しながら、宿泊施設としての過ごしやすさが追求されたものとなっていました。

〈応挙 OKYO〉
亀岡市出身の絵師・円山応挙にちなんで名付けられた客室。
各お部屋から望める景色が特徴的な応挙。中庭を囲うようにお部屋が配置され、リビングルームの北側には日本庭園があります。中庭の水の落ちる音が客室に響き渡ります。
趣深い木製の階段を登ると、2階には6畳の和室。お部屋の南北に窓があるため、心地の良い風を感じながら、亀岡の山並みや城下町の景色を望むことができます。ゆっくりと、書き物や読み物をしたくなるような空間です。

〈梅岩 BAIGAN〉
亀岡市出身の思想家・石田梅岩にちなんで名付けられた客室。
リビングルームからはウッドデッキのテラスに出ることができ、蔵を景色として楽しむことができます。桂川市長のご要望により、一部を改修してランドマークとして残すことになったという立派な蔵を望みながら、テラスでお茶やお酒を嗜みたくなるような空間です。梅岩は、3棟の中でもっとも浴室が広くなっています。

〈了以 RYOI〉
亀岡の一大観光である保津川下りの礎を築いた角倉了以にちなんで名付けられた客室。
約100年前の梁や柱を生かした高い天井が印象的な了以。ベッドルームには保津川下りをモチーフにした掛け軸があり、ベッドから起き上がるとリビングルームを通して日本庭園を正面に望むことができます。リビングルームの波打った窓ガラスは70〜80年ほど前のものを使用しています。そこからは日本庭園へ出ることができ、日当たりの良い縁側でくつろぎのひとときを味わうことができます。

各棟にキッチン・浴室・洗濯機・お手洗いも完備されているため、風情ある城下町の古民家で、亀岡の暮らしを体験することができます。了以と応挙をつなぐ木製の渡り廊下は、双方に宿泊する際のみ行き来できるようになっています。
3棟すべてをゆっくりと見学できる、とても貴重な特別公開でした。

また当日は、普段 亀岡市千歳町で直売所をオープンしている くらしゴトLaboさん によるお茶の振る舞いとご飯・和菓子の販売が行われました。 昼食でいただいた鶏おこわとあみ笠だんごが絶品でした。
*「離れ」にのうみのHPはこちら
hanare-ninoumi.jp