2021/3/30更新

〜めぐるかめおか〜|亀岡市SDGsオンラインシンポジウム

開催日時:2021年2月23日(水・祝)10時〜12時
開催場所:KIRI CAFE
お客さん:Youtube(約50名)・Facebook(約12名ほど)計約62名

2020年7月、亀岡市は内閣府より2020年度「SDGs未来都市」に選ばれ、さらに亀岡市が提案した政策『かめおか霧の芸術祭×X(かけるエックス)〜持続可能性を生み出すイノベーションハブ〜』が、「自治体SDGsモデル事業」に選定されました。
『亀岡市SDGs オンラインシンポジウム』では、「亀岡にこれから起こるこんなこと」をテーマにKIRI CAFEからYouTube とFacebookでライブ同時配信をしました。

対談は、亀岡市長 桂川孝裕さん、前亀岡市副市長 仲山徳音さん、亀岡市SDGsアドバイザー 高木超さん、かめおか霧の芸術祭総合プロデューサー 松井利夫さん、かめおか霧の芸術祭コーディネーター 武田幸子さん、みずのき美術館キュレーター 奥山理子さんの6名で行われました。司会は、小山龍介さん。
亀岡市SDGsアドバイザー 高木超さん、前亀岡市副市長 仲山徳音さんは、オンラインからの参加でした。

第一部「亀岡とSDGsの関係」
プラスチックごみゼロの取り組みなどの話から始まり、プラスチックレジ袋の提供禁止条例施行、アユモドキの保護、保全活動など亀岡の自然や生活とSDGsの関わりについて市長が話されました。
また、亀岡市が提案した政策『かめおか霧の芸術祭×X(かけるエックス)〜持続可能性を生み出すイノベーションハブ〜』について・「自治体SDGsモデル事業」としてしていくこととなった経緯・目的についても詳しく話され、アートと亀岡が交わることで変えていけることがあるということでした。
「亀岡の適度に不便なところが良い。だから工夫するし、人の手が加わらないと自然の良さは見えてこない。美術をしている人だけでなく、そこに出てくる人たちがアーティストだと思う。」という言葉が印象的でした。
「生活の工夫に光を当てていく」、それがかめおか霧の芸術祭のしていること、原点ではないでしょうか。

第二部「具体的な取り組みについて」(第二部から、武田さんと奥山さんが参加)
はじめに、みずのき美術館の取り組みや亀岡での役割について、キュレーターの奥山さんから説明がありました。
SDGsは、17の目標「すべての人に健康と福祉を」「平和と公正をすべての人に」「貧困をなくそう」「ジェンダー平等を実現しよう」など、その下にある169のターゲットがあって、みずのき美術館がやるべきことだと思った。No one will be left behind. (誰も置き去りにしない)ということをを大事にしていきたいと話されていました。
アートは平等な世界である。SDGs だと思うとおっしゃった、松井さんによると、かめおか霧の芸術祭はオリンピック憲章を参考に組み立てを考えられたそうです。
亀岡は文化の交流する場所であり、またKIRI CAFEも出会いの場です。切り盛りをされている武田さんからは、KIRI CAFEで出会うお客さんや農家さんとのお話や竹展の作品集めにまつわる話など、笑いもありながら、農家さんとの出会いに話が広がりました。
また、松井さんからの話では、亀岡市役所地下1階レストランを市民のための「開かれたアトリエ」へと改修を進めているお話の紹介もありました。4月からの運用を目指していますが、市民の方々からの提供や提案の話があり、着々と動き始めているとのことでした。
亀岡発のアップサイクル商品「HOZUBAG」について、2019年度の「FLY BAG PROJECT」のワークショップのスタートの話から。亀岡・千歳町では、使わなくなったパラグライダーを集めて、解体し、カバンの形に切り出す工程を行っています。入手できる場所は、東京”THEARE PRODUCTS”のお店・オンラインショップ、全国のオンラインショップ、銀座ロフトなどとのこと。
アユモドキ保護のためのビオトープや市民公園の計画について、将来の展望などについてのワクワクするようなお話も市長からありました。

 

第三部「場づくり」
また、最後に映像作家の丹下紘希さんが監督をされた、SDGs未来都市亀岡の啓発動画「”自然の中の小さな会議”市民によるてつがく対話」が公開されました。映像に出演されている市長から、対話のテーマもみんなから掘り起こして対話していく感じだったと、撮影時のお話も聞くことができました。
高木さん「世代を超えて、集まれる場作りが重要になる」。
松井さん「市や行政の許容性が高い、新しい行政が生まれている。それが亀岡市ではないだろうか。」

亀岡という町・かめおか霧の芸術祭・KIRI CAFE・このオンラインシンポジウム、亀岡には話す・対話する場があり、また、現在進行形で生み出されていることを感じました。