ボンボンマルシェ Vol.7 〜2023 初夏〜
亀岡市は2020年に内閣府から「SDGs未来都市」ならびに「自治体SDGsモデル事業」の選定を受け、市のSDGsの発信拠点として『開かれたアトリエ』をかめおか霧の芸術祭とともに整備してきました。
このSDGsの発信拠点『開かれたアトリエ』を会場に、亀岡市のSDGsを体現する「循環マルシェ」として『ボンボンマルシェ』はスタートしました。
モノの売り買いを第一の目的とせずに、壊れたものを直して使ったり、いらなくなったものを次の使い手に繋いだり、地域の旬の食材を地域で味わったり、そういった地域内で新しい循環を生み出すことを目的に開催しています。
6月4日(日)には第7回目となる「ボンボンマルシェ 2023 〜初夏〜」を開催しました。
今回のメインコンテンツは、暮らしに緑を取り入れる『花と緑のマーケット』を初開催。
開かれたアトリエの外庭にあたるサンクンガーデンに、フラワーショップいずみさん、藤村種苗園さん、KUSANOMIさんといったフラワーショップや種苗店による屋外マーケットを実施。
色とりどりの草花や野菜の苗が会場を彩り、大勢の方が緑や花を手にされていました。
市役所1階の市民ホールでは、緑を暮らしに取り入れる『花と緑のワークショップ』も併せて実施。
農林振興課と連携して行った「オーガニックハーブの種まきワークショップ」や、SDGs創生課と連携して実施した「かめおかSDGsパートナー「3じのアトリエ」によるワークショップ」をはじめ、Harvest Journey KAMEOKAと連携した「Harvest mini GALA」や、資源循環推進課×カインズが実施した「アップサイクル工房 」、端切れやお花でアクセサリーをつくろうやHOZUBAG の修理など、充実した体験ワークショップが並びました。
市役所地下1階の開かれたアトリエでは食の循環をテーマにした『おいしい うれしい Bon Marche」を開催。今回は、各出店者が亀岡産の初夏の食材を使ったこの日限りの限定メニューを用意してくれました。
また開かれたアトリエでは、5月1日〜6月4日まで開催していた「開かれたアトリエ展覧会 〜みずのきワイワイ ひろがるかたち展」の関連イベントとして、『みずのきわいわい 器の販売』も実施。障害者支援施設 みずのきの利用者さんが活動の中で制作した陶器の販売会も行いました。
市役所1階のエントランスホールでは、資源循環推進課と連携して行っている「めぐる環 物々交換市」を開催。誰かのつかわないものを次なる使い手に繋ぐことを目的に、不用品の持ち寄り交換会を行いました。
今回は「夏に役立つもの」をテーマにさまざまな生活雑貨や家具などが集まり、その場で次の使い手に繋がっていきました。
今回のボンボンマルシェでは、資源循環推進課×カインズさんとの連携として、園芸不用土の無料回収も実施。ご家庭で使わなくなった園芸土を無料で回収し、カインズさんで洗浄、新しい土へとリサイクルする取り組みも行われました。