KIRI²芸術大学| 手から学ぶ「HOZUBAGの新しいデザイン会議」レポート

開催日:2023年11月3,4,18,25日 13:00-17:00

講師: 武田幸子(HOZUBAG Mfg.)

場所:HOZUBAG Mfg.(HOZUBAGの工場)

参加者:7 名

参加費:3000 円

今回のワークショップはかめおか霧の芸術祭をきっかけに生まれた「HOZUBAG」を
参加者自らが新たに作り出す講座として企画しました。
「HOZUBAG」は飛ぶ役目を終えたパラグライダーを回収、解体しバッグに作り変えるプロジェクトを2020年よりスタートさせ、
その拠点「HOZUBAG Mfg.(ホズバッグ マニュファクチャリング)」を亀岡市千歳町に整備しました。

すでに発売されている商品の意図も学びながら、 参加者本人が理想とするサイズや、
HOZUBAGの素材を使って作ってみたいアイテム、 また工場に眠るチャーミングなパラグライダーパーツを用い、
オリジナルのプロダクトを制作する講座です。

今回のワークショップに集まった参加メンバーはHOZUBAGを日頃から使用している方が多く、 すでに「HOZUBAG愛」に溢れていることに驚きでした。
亀岡で生まれたバッグとして応援されているということがよく伝わってきます。

 

まず、参加メンバーのアイデアを聞きます。

・スキューバダイビングのフィンを持ち運べるものを作りたい
・ジムに行くときのマイバッグを作りたい
・蓋付のバッグでリバーシブルもやってみたい
・腐葉土を運ぶバッグとしてHOZUBAGをどうしても使いたいが、もっと補強して丈夫にしたい
・公園におもちゃをもっていく大容量のバッグが作れないかな
・ナップサックを使いたいな
・サンガの応援に持っていきたい
など

日頃、工場で行っている作業内容や、そこから生まれる副産物など、
工場でしか見られない素材や景色を見ながら、メンバーは持ち寄ったアイデアを膨らませ、
スケッチを描いたり、生地を並べたりし、どのように作り上げようかデザインをはじめます。

 

 

パラグライダーを収納するための大きな袋をそのままバッグの本体部分に用いたり、
機体を収納するためのベルトをバッグのハンドルに使ったり、
いつもは使用していないパーツに役割を見つけていきます。

 

実は今回のワークショップは参加メンバーは2日間で完成させるスケジュールでしたが、
最終的には全員が3日以上来ることになりました。

 

 

 

それでは完成したプロダクトを紹介します!