KIRI²芸術大学|手から学ぶ「内から外から味わう雑草の会」レポート

2023年 11月19日(土)  13:00-16:00
講師:奥岡なぎ
参加者:2名
参加費:500円

KIRICAFEにて
「内から外から味わう雑草の会」を開催しました。

目を落とせば、暮らしに活かせる草がそばにある。
それらを身体の内と外から取り入れて、あなたの生きる力を養おうというもの。

キリファームを運営するなぎさんを講師に、雑草を色んな方法で活用しました。

前日には霙が降ったりと天候が心配でしたが、
晴天で太陽の光があたたかく、講座日和◯

雑草探しの散歩に出かけました。

雑草というと疎まれがちですが、
「雑」がつくほどいろいろな種類があります。

なぎさんいわく、
雑草といわれる草は野菜のルーツになっているものもあるとか。

キリカフェから歩いてちょっと山側に進むと、
亀岡を見渡すことができました◎

植物たちに目を向けてると、
地面一面に笹が茂っていたり、
木の根っこは奥深く。
道路にもニョキッと。
改めて生命力の強さを感じます。

本題の、雑草探しです。
もうすぐ冬なのでどうなんだろう、と思っていましたが、
馴染みのある草たちがまだ生えていました。

ヨモギ、セイタカアワダチソウ、ササなどを採りました。

キリカフェに戻って今回は採った雑草たちで

・足湯
・ヨモギだんご

を体感しました。

足湯は雑草をグツグツ煮込みます。
使ったのは主にセイタカアワダチソウ、ササ、ヨモギです。

なんだか身体に良さそうなかおり。
縁側で足湯をしました。
雑草にこんな使い道があったのか、とびっくりです。

「気持ちいい…!」「ずっといたい!」という声も。
足からじわじわと身体が温まるのを感じながら、足湯を楽しみました。

足湯でいい気分になったあとは、
ヨモギだんごをいただきました。

ヨモギの味が口の中に広がり、
思わず笑顔がこぼれます。

3時間の講座はあっという間に終了。

雑草がやっかい者ともいわれていることも忘れて
内から外から取り込んで、ほくほくあたたまる1日でした。

文:オオニシカナコ