ボンボンマルシェ Vol.4 〜2022 夏編〜 レポート

夏真っ盛りの8月21日(日)に第4回目となる「ボンボンマルシェ Vol.4 〜2022 夏編〜」を開催しました。

ボンボンマルシェは亀岡市内のモノ・ヒト・食の「循環」をコンセプトに、地域に新たな価値を生み出して、愛着の湧く日々をつくることを目的に開催しています。

今回は

(1)『めぐる環(わ) 物々交換市』
(2)『いとしうれしおなおし』
(3)『おいしいうれしいBon Marche』
(4)『体験・ワークショップ』

の4つの催しを行いました。

 

(1)『めぐる環(わ) 物々交換市』

今回のマルシェでは、新たな取り組みとして、誰かの使わないものを誰かの使うものに活用する『めぐる環(わ) 物々交換市』を初開催しました。

この取り組みでは市の環境政策課ならびに資源循環推進課と連携をして、『物々交換市』と題したリユース品の回収と交換を行いましたが、朝のオープン前から受付には、家具や家電、雑貨などさまざまなリユース品を手にした人が、今か今かと開場を待つ列を作っていて、この取り組みへの関心の高さが伺えました。

 

(2)『いとしうれしおなおし』

着なくなった洋服をリメイク、アップサイクルさせる「いとしうれしおなおし」。お気に入りの洋服をいつまでも大切に着られるように、自分の手でお直しをしていく企画です。

この日は2つのお直しワークショップを実施しました。

1つ目は、京都府綾部市で農家民宿を営みながら手づくりの暮らしを率先して行っている「ぼっかって」による、刺繍糸や毛糸、コットン糸などを使って穴の空いた洋服を修繕する“ダーニング”のワークショップ。参加者はそれぞれに愛着のある洋服を持参して、カラフルな糸を重ねながら、可愛らしく修繕をしていました。

2つ目のお直しワークショップは、芸術家のアトリエから出る端材や副産物を素材に新たな価値を生み出す「副産物産店」によるTシャツリメイクワークショプ。それぞれが持参したTシャツやバッグなどに、蛍光色やカラフルな顔料などを使って、リメイクプリントを施していきました。

どちらのワークショップでも、シミや穴の空いた服が可愛らしく生まれ変わり、参加されたかたは皆さんとても満足気な笑顔を漏らしていました。

 

(3)『おいしいうれしいBon Marche』

『おいしい・うれしい Bon Marche』では、この時期だからこそ味わえる旬の野菜や果物を使って、亀岡市内のカフェや飲食店さんとコラボしながら、この日限りの特別メニューを提供しました。

亀岡でこんなものも食べられるの!? という驚きや、こんなに美味しいの!? という喜びを感じつつ、え? こんなお店もあったの? とか、実店舗に行けていなかったからここで買えて嬉しい! といった、食と人とお店の循環にも繋がるように企画しました。

地域の旬の農産物をその地域で食し、季節を味わう、そんな本来当たり前の「幸せ」と「亀岡の豊かさ」も感じ取っていただけたかな?と思います。

 

(4)『体験・ワークショップ』

亀岡のSDGsや環境への取り組みを体で体験する『体験・ワークショップ』。

1つ目のワークショップは、亀岡で手づくりの暮らしを行う「くらしゴトLabo」による、生ゴミコンポスト「キエーロ」づくりワークショップを行いました。最近、話題の生ゴミコンポスト(キエーロ)を手軽に作れるとあって、皆さんとても楽しみながら参加されていました。帰ってからのコンポスト生活がさらに楽しみですね。

2つ目は、友禅染を行う「細井友禅」による『ハンカチに泳ぐ金魚を描こう! 夏の京友禅ワークショップ』。この企画は、亀岡の地域に名指したツーリズムを行うHarvest Journey Kameokaとの共同企画として行いました。友禅染の技法を使ってハンカチに金魚を描いていくと、とても情緒豊かなハンカチが仕上がりました。

最後のワークショップは、亀岡市のSDGs創生課とコラボした『ペッパーとSDGsを学ぼう』企画。亀岡市と包括連携協定を結ぶソフトバンクさんのペッパーを活用して、身近なSDGsを楽しく学ぶ機会を創出しました。子どもたちはペッパーの出すクイズを楽しみながら紐解いていました。

 

SDGsや環境推進などというととても難しくて遠くの出来事のように感じますが、ボンボンマルシェでは、身近なことを楽しみながら暮らしに取り入れていけるような施策をこれからもみなさんと一緒に楽しみながら展開していきたいと思います。

 

次回は10月23日(日)に、丹波亀山城跡(大本本部)で、ボンボンマルシェ初の屋外開催として実施予定です。

ぜひ、次回のボンボンマルシェもご期待ください!

 

次回、ボンボンマルシェの詳細はこちらからご覧ください。