ボンボンマルシェ Vol.2 レポート

開催日時
2021年11月28日 10:00~16:00
開催場所
亀岡市役所B1・開かれたアトリエ
来場者
300人

“ボンボンマルシェ”は、「開かれたアトリエ」を拠点に「地域の循環」をテーマに不定期開催していくマルシェ。

亀岡の味を楽しみ、アーティストの想いに触れることで、訪れた人々が何か新しいことに気づき、価値観が変化するきっかけになることを願って、2021年11月28日に第2回目を開催しました。

このマルシェでは、毎回修理のブースが出店していただくことが特徴の一つです。

今回は、あっぱれお直し、トスト、砥取家の3店に出店していただきました。衣服の修理をする、あっぱれお直しでは、前回よりも直したいお洋服を持参する方が増えた事、また、トストによる椅子の生地の張替えを行うと告知したことで、マルシェに椅子を持参する方が多くいらっしゃったのが印象的です。砥取家による、天然砥石で包丁研ぎ体験では、真剣に包丁を研いでいる方が多くいらっしゃいました。

飲食では、亀岡の食材を使った豊かな出店者が揃い、お腹も満たされながら、亀岡の新たな食の魅力を知るきっかけになりました。

有機野菜の販売では、プラスチックによる梱包をやめる取り組みを今回実験的に行いました。実際に農家の方と話すことで、どのように野菜を食べると美味しいかといった会話をができる機会にもなりました。

アーティストと話す機会というものが、日常でなかなかない中、今回は、開かれたアトリエ展覧会”農と林”出展作家、安藤隆一郎さんによる民具救出屋が開かれ、民具に興味を持つ参加者とアーティストの交流が生まれたこと、また、森太三さんと、山成研究所が企画するの”霧の街をつくろう”では、熱心に独創的な街が多く作られてました。

木工作家の展示を通して、亀岡の木工作家の方々の商品が並び、作家の方と話す時間を通して、亀岡の木工作品を手にできる機会ができました。

今回の初めての試みである、亀岡市役所が発着のハーベストジャーニーのバスツアーでは、有機栽培へ興味を持っている方が集まったこと、そして、箸置きのワークショップで陶土に触れる機会を多くの方が楽しんだいました。

本の物々交換や、フードドライブで集まる食材の量が以前よりも増えていたことも前回のマルシェで記憶に残ったことを伺える出来事になりました。

今回は、全体の来場者は前回よりも少ないものの、参加者がゆっくりと滞在し、楽しんでいただいた空間になりました。

少しづつですが、このマルシェが、亀岡市において、楽しみなイベントになっていければと思っております。

企画担当:佐藤 友佳