キャンドルナイト2021 レポート

開催日時
2021年12月19日(日)13:00~20:00
開催場所
かめきたサンガ広場
主催
かめおか霧の芸術祭実行委員会、亀岡市、京都信用金庫
協力
skyhacker、南丹清掃株式会社、アトリエカフェ、亀岡給食センター、Groove Doughnuts、京料理松正、株式会社サンロイヤル
助成
(一財)地域創造

コロナ禍でなかなかお出掛けもできない時期が続きました。
毎日の生活の中で喜びや楽しみの数も以前よりも少なくなってしまったように思います。
そうした時期だからこそ、コロナ禍の夜に希望の灯火を灯したい! キャンドルや気球に灯る光を見ることで、元気や希望を感じてもらいたい! そんな想いで企画を立ち上げました。

捨てられたガラス瓶と廃てんぷら油を使って、みんなで手づくりキャンドルを作ろう!

ゴミとゴミが人の手を合わせることで「希望の光」に生まれ変わる。そんな光のアートイベントです。

今回、亀岡市の環境政策課にご協力いただき、市のゴミとして出た小さなガラス瓶を約600個ご提供いただきました。

そして亀岡市内の飲食店さんにご協力いただき、廃てんぷら油もご提供いただきました。

普段はゴミとして捨てられているこの2つのものを組み合わせて、市民のみなさんとともに「希望の光」や「喜び」を生み出す。そうしたこと自体も、目に見えないアート=芸術なのではないかなと考えています。

かめおか霧の芸術祭では、こうした暮らしの中にある美しさや私たちの想像の中から生み出される新しい希望なども芸術として捉えて表現しています。

当日は、プログラム開始の午後1時から会場には多くの親子連れが来てくれて、廃ガラス瓶と廃油を使ったecoキャンドルづくりに参加してくれました。

また、午後まで吹き続いた風も午後4時頃には嘘のようにピタリと止み、当初は気球が立ち上がらないかもしれないという心配もありましたが、そんな心配を吹き消すように、気球も無事に立ち上げることができました。

点灯式では桂川市長が開催のご挨拶と最初のキャンドルへの点灯を!

その後は、会場に集まった皆さんと一緒に、昼間に作ったキャンドルに火を灯し、皆が思い思いの場所にキャンドルを置いていきました。

親子やカップル、友人連れなどさまざまな人たちがキャンドルを手に公園内を移動しては、一つまた一つとキャンドルの光が増えていき、徐々に徐々に会場が光に包まれていきます。

皆さんがキャンドルの光と気球の姿に歓声をあげていたり、楽しそうに写真を撮っていたり、そういった光景を見ているだけで幸せを感じることができて、感動がジンワリと胸に込み上げてきました。

今回、京都信用金庫さんや南丹清掃さん、亀岡市、市内の飲食店さんなど、本当に多くの方々にご協力をいただき、この催しをすることができました。

この場を作っていただいたすべての方々にこの場をお借りして改めてお礼を申し上げます。
この希望の灯火を絶やさず、また次なる歩みを進めていきたいと思います。