こどもアートプロジェクト 「紙をつくる実験室」レポート

10月24日(日) 13:00〜17:00
講師: 綿引恒平
参加者: 6家族15人
参加費: 親子2名1500円、1人追加500円

これからの亀岡を背負って立つこどもたちに、身近にアートを感じてほしい、言われた通りになにかを作ったり描いたりするのではなく、自分の頭で考えて、いろいろと試行錯誤しながら自分だけのものを作る、こども達にはそんな体験をしてほしい、そんな思いから「こどもアートプロジェクト」はスタートしました。

当初は8月に開催を企画していましたが、緊急事態宣言などの影響を受けて度重なる延期となり、10月24日(日)にようやく開催することができました。

記念すべき第1回目は「紙をつくる実験室」と第して、いろいろな素材を使って、紙のようなものを作る実験を行いました。

材料には新聞紙や折り紙といったもともと紙だったものも用意しつつ、セロハン、草、お茶、藁、毛糸など多種多様ななものが用意され、それらを選んでミキサーに入れていきます。

水に溶けるもの、水に溶けないもの、さまざまな材料をミキサーで撹拌します。

その材料の混ざった液体を今度は木枠の中に流し込みます。

水気を切って、木枠を外せば、紙のようなものが出来上がり!

この材料で作るとどうなる?
あの材料で作るとどうなる?

そうして創意工夫がどんどんと湧いてくるのか、こどもたちは次から次へと紙のようなものをつくる実験を重ねていきました。

出来上がった作品は、市役所地下1階の「開かれたアトリエ」で展示もされ、多くの方に観ていただく機会にもなりました。

今回の体験でこどもたちが自由な発想と創意工夫を感じ取ってくれていたら大変うれしいです。