KIRI²芸術大学|五味五色タイ料理で食べる楽しみに出会おう レポート

2022年 11月26日(土)10:00~12:30/14:00~16:30
講師 :カオヤム山羊草 山本洋子さん
参加者:計9名
参加費:4,000円/人

『五味五色タイ料理で食べる楽しみに出会おう』を開催しました。

今回のワークショップでは「カオヤム」というタイ料理で、たくさん用意された食材をたのしくじっくりと味わいました。

テーブルに、たくさんの食材が並びました!

お皿の中には刻んだ野菜たち、テーブルには切る前の野菜たちも並びます。
テーブルの真ん中には大きなバナナの葉や花も!

前日に、はんなりばななさんからいただいてきたんですーとのこと。

会場のKIRICAFEは野菜やハーブ、スパイスの食欲が湧いてくる香りでいっぱいでした!

この日使った食材は、

黄色にんじん、オレンジのにんじん、紫大根、パプリカ、いんげん豆、カリフラワー、赤かぶ、新生姜、ハヤトウリ、紫玉ねぎ、柿、りんご、レモン、グレープフルーツ、バイマックルー(こぶみかんの葉)、レモングラス、クレソン、パクチー、ディル、カキドオシ、野菊、イヌタデ、プリッキーヌ(タイの唐辛子)、カシューナッツ、ココナッツ、自家製グラノーラ、ピックポン

ひと皿でこんなに多種の食材を使う料理はなかなかないのでは。

まず最初に、ひとりひとつ刻んである野菜を味見してみます。家ではなかなか料理する前の野菜を1つずつ味見しないですよね。

たとえば、人参だけでも色や育った土・肥料など、味が違うそうです。

普段は生で食べないカリフラワーからはナッツのような味が。ハイツさんのパプリカは、噛むとブシュッと甘い水分を感じました。

味見というこのワンクッションの習慣で、食べることが楽しくなりそうです!

味見をしたところで、さっそく盛りつけていきます。食材の多さにどれをのせたか忘れてしまうほど。
香り良いハーブや色が変わりやすいリンゴは山本さんが盛りつけ直前に刻んでくれます。

こちらはバイマックルー(こぶみかんの葉)、2つの葉が繋がったような形をしています。
とっても爽やかな香りで、手に入らない場合はすだちなど柑橘系の葉で代用できるそうです。

みなさん、盛りつけが終わりました!オリジナルカオヤムの完成です!

それぞれ違った盛りつけ方で自由なひと皿になりました。

お楽しみの食べる時間!
カオヤムは山羊草さん自家製のタレをかけて、しっかり混ぜていただきます。

1口、口にいれると色んな味が押し寄せてきます。

野菜やフルーツのシャキシャキ、ボリボリ、サクサク。
フルーツの甘味、トウガラシや玉ねぎの辛味、玉ねぎやハーブの苦味や香り、レモンの酸味、

食材たちの旨味。

トウガラシをかじると、ジワジワくる辛さ。

辛さがひくと、また1口。

やみつきになる美味しさの無限ループを感じました。食べ終わるとなんだか整ったような気分です。

食後には、タイ・チェンマイでの生活や、ヤギのひろしと実現を目指している山羊農法、カオヤムをはじめるきっかけ話などを聞きました。

意外と皮ごと生でもたべられたり、火を通さない時の味や食感だったり、キッチンに立つのが楽しくなる新発見がたくさんの講座でした!

また、今回はなんと、この体験をおうちでもできる「おうちでカオヤム」セット付きでした。

みなさん、もうおうちで食べられたでしょうか。「おうちでカオヤム」の感想も聞いてみたいです。

 

(KIRI²芸術大学担当:森國文佳)