KIRI²芸術大学|要らない写真を持って外に出よう レポート

2022年10月22日(土) 13:00~15:00
講師:加納俊輔さん
開催場所:丹波亀山城趾周辺
人数:3名
参加費:1500

城跡芸術展出展作家である加納俊輔さんを講師にワークショップを行いました。

今回の持ち物は「写真」をプリントしたもの。
各自写真を持ち寄りました。

いつ撮ったかわからない写真や、要らなくなった写真、思い出のある写真を持ってきた人もいました。

そして、加納さんから棒、マステ、クリップが手渡されました。
貼って撮ったり、棒につけて撮ったらいいとのこと。

どうなるかわからないまま、早速まちに飛び出しました。

電信柱に貼ってみたり、棒に貼って浮かせてみたり、
考えすぎない方がいいとのことで、自由に思いついたままに撮影していきました。

その姿を傍目からみると完全に変な人…..?!

そんな風景も面白がりながら、ひたすら写真を写真に収めていきました。

撮影時間に用意していた1時間はあっという間に過ぎてゆき、最初の場所に戻りました。
そして、各自撮影した写真を見せ合いました。

私も参加させていただき、最初は「写真」として一枚を見ていましたが、思いつくままに写真を撮影するという過程の中で、「色」を意識してみたり、写真の中の「かたち」がみえてきたりと一枚の写真の見え方がだんだんと変化していきおもしろい時間でした。

写真を持って外に出かけるというシンプルな行為でしたがその中に様々な視点や切り口を見ることができました。

『「要らない写真」を持って外に出よう』
写真を“本来の文脈”から切り離し、いつもと環境を変え、今回は亀岡の風景と共に「ものを見る」ワークショップでした。

さいごに、今回参加した皆さんが撮影した写真の中から加納さんがピックアップしてくださった写真を下に掲載します。

 

(KIRI²芸術大学担当:オオニシカナコ)