インタビュー 亀岡高校生(特別講座)
- インタビュー
幅広い年代とつながりたい
教授は現役高校生
―――まずは自己紹介からお願いします。
宅間 亀岡高校美術工芸専攻、2年生の宅間紗矢です。
臼野 同じく臼野智恵子です。よろしくお願いします。
―――ワークショップをやってみてどうでしたか?
臼野 楽しかったです。やっぱり最初は緊張したんですけど、子供たちも緊張しているので、こっちがテンション上げて引っ張っていってあげないといけないなと思いました。あと実際にこうやって子供たちと触れてみることがなかなか機会としてないので、すごくいい経験になったと思います。
宅間 難しい言葉とかわかるんかなとか、同じ年代の人とする喋り方をどこまでわかりやすく砕いて喋ったらいいんかなっていうので迷いました。
企画内容は生徒たちが
―――シルクスクリーンを選んだ理由とかって何かありますか?
臼野 はじめに先生が考えた案が2~3個くらいあったんです。その案について、生徒のほうで、もっとこうした方い良いんじゃないの? とか、他にこれいいんじゃない? など意見を出し合いました。
宅間 (案が)分かれてたんですよ。亀高生やから、ここでしか味わえへん油絵を体験した方がいいんじゃないかっていう派と、持って帰って使えるものの方がいいんじゃないか派で(笑)。
臼野 分かれてましたね(笑)。でも小学生という年代で考えたときに、シルクスクリーンが一番やりやすいかなと思いました。大盛況で結果オーライです(笑)。
宅間 シルクスクリーンで使った絵の具の色は全部自分たちで作りました。
かめおか霧の芸術祭に向けて
―――2020年に亀岡で芸術祭が行われますが、霧の芸術祭に対する思いはありますか?
宅間 2020年は高校を卒業していますが、大学生になってまた参加するなら、何かできるんじゃないかなとは思ってます。今は対象年齢が小学生なのでちょっと堅苦しい感じがしますが、小さい子どもから高齢者の方まで誰でも来れるようにしたいですね。
臼野 もっと年齢層を広げたつながりもやっていったほうが、(やる側の)高校生のの将来につながってくるものがあるだろうし、私たちもいろいろとトライしていきたいです。
文 / 豊田拓二(京都造形芸術大学文芸表現学科2年)
公開日:2019年7月4日