KIRI2芸大レポート | 手彫りでつくるヒノキのパン皿02

開催日:8/30(日) 10:00~15:00
講師:吉田欣司(家具職人 / YOSHIDA WOOD STUDIO)
参加者:4名

空きが出るとすぐに席が埋まってしまうほどこの講座が人気なのは、きっと“パン皿”という響きから、それを使うシーンまで想像できるからなのではないでしょうか。1枚の木を目の前にすると、自然とパンを食べる時間までを想像してしまいます。

そこまで想像すると始めの1刀目は緊張そのもの。

“始めはどんどん掘って大きな形を作っていきましょう”

先生は安心する言葉をかけます。
掘る作業は製作者個人が黙々と作業を続ける時間ではありますが、木工に関するお話を聞いていると、同じ作業もワクワクする時間となります。

毎度この講座では休憩時間を挟むのですが、参加者のみなさんの食事風景を見ると一体感を感じます。きっと、複数の人数ですることで励みになっているではないでしょうか。

できがった木にオイルを塗り込むと、そのお皿は作品に。
朝食が待ち遠しい時間となります。