KIRI2芸大レポート | キリカフェの畑で油絵を描く02

9月19日(日)11:30~16:00
講師:上林和統
参加者:5名

秋晴れの天気が良い日に開催された、今回のワークショップ。
花も咲き始め何を描こうか迷ってしまうほどです。
庭に実り始めた栗や、ピンク色の花を咲かせる百日紅。
太陽の光が透き通る木々の緑を前にまずは、じっくりと観察します。

自然を描くということは、季節の移り変わりに目を向け、その日にしか出会えない植物や陽の光をじっくり観察することになります。
日々の移り変わりが早い中、目の前の世界と自分の位置を同じにさせることで心に豊かな時間が流れます。

今回参加された方の多くは、油絵が初めての方ばかりです。
花を描く場合、選ぶ筆、絵具の置き方で表情がぐんぐんと変わってきます。先生が横で一緒に絵を描くことで、先生の良いところを学んだり、自分で気づいた表現方法に挑戦できます。

太い筆で、トントンと色を置く方法。
細い筆で細かく色の違いを表現する方法。

パレットに並べられた絵具を混ぜたり重ねる度に、色についても学ぶ時間となりました。

油絵特有の艶感は、この季節にぴったりの画材です。
今回も素敵な絵が並びました!