図書企画 「黄」イベントレポート
を考えていきましょう
2023年12月16日(土)10:00-12:00
場所:KIRICAFE
今回は黄金色にかがやく稲藁を編んで、2024年の干支である 「辰」を自由に表現する しめ飾りづくりを開催しました。
まず、はじめに亀岡市立図書館(学校司書)の内藤さんより
十二支にまつわる絵本 『十二支のはじまり』作:長谷川摂子
辰にまつわる絵本 『なにしているの?』作:五味太郎
を読んでいただきました。
亀岡市立図書館より 辰の物語、干支の本、田んぼや稲藁の本、編み方、しめ飾り, 藁細工などの本をたくさん持ってきて お話を聞いたりみたり読んだりしながら 辰をそれぞれ頭に思い浮かべてもらい みな手探りで稲藁を動かしはじめました。
今回は正しい編み方を学ぶ会 ではなく、まず手を動かして思ったものをカタチにしてみる ということをしたかったので 藁の”ない”方だけをお伝えし、藁をなったり、 ねじったり、くくったり、束にしたり、好き好きにつくってもらいました。
あらら? 藁をなうだけで すでに辰っぽくないか!!!?
この ◯◯っぽい もの って、とっても大事なことだと思うのです。
っぽいという余白のおかげで 愉快な辰たちができてきました。
愉快のはじまりはじまり〜
ある程度カタチがきまったところで 仕上げの目と飾り付け
目は南天の実がいいね! ってことで庭の実さがし。
同じ南天でも赤や黒や緑といろんな色があって 辰にあてがって自分だけの色を決めました。
葉っぱで鱗を表現する子も
赤や金の飾り紐や針金で よいところをくくって できあがり。
豪快に立ち昇る辰・ 栗を背中にたくさんつけた辰 ・ながーいのをくくって丸々とした辰 ・手足がちょんちょんっとついた辰
などなど 愉快がどんどん加速して 、とうとう とまらなくなりました。
だけど一番楽しいときで はい!おしまい!
今日はここまで。
みんなのつくる辰から たくさんのアイデアの芽をもらいました。
これからも亀岡の方々にさまざまなことを教わりながら イベントを開催し 、本のある空間づくりや知恵を共有できる場づくりをしていきたいと
次回のテーマは「日」です。お楽しみに!
文 かめおか霧の芸術祭 山成研究所 辰巳(大垣)留衣