めぶく展

11月17日(月)から1月18日(日)まで、公募展「めぶく展」を開催しました。絵画や造形、写真など、さまざまな作品の応募の中から、本展覧会では4名の方の作品の展覧会を開催しました。

第1部(11月17日~12月15日)では、進藤純子さんの木彫作品と、辻井美菜子さんの写真と映像・手芸作品、第2部(12月17日~1月18日)には米井清訓さんの粘土細工の作品と、河野ひかるさんの絵画作品の展示をしました。

【進藤純子さん木彫作品】

進藤さんの作品は、かまぼこ板や木の端材を素材に、「記憶の中の、大切な懐かしいもの」をテーマに制作されました。細部の模様までこだわり抜かれた作品群は、形が決まった身近な素材であるかまぼこ板が、楽しく愛らしい作品へと生まれ変わる様子に、来場者の多くが驚かれ、興味を持たれていました。

来場者の皆さんからは「自分にとっても懐かしい」「昔大切にしていたお道具箱を思い出した」といった感想が寄せられました。進藤さんの個人的な思い出が詰まった作品を通じて、その記憶を追体験できると同時に、見る人自身の記憶の中にも共通する風景があることを再認識させられる作品でした。

・進藤さんが子供時代に使っていた書道の道具箱 

・風呂敷

・進藤さんの息子さんが、幼少期に描いた絵を彫った作品 

・かまぼこ板を作品に・・・

 

【辻井美菜子さんの写真・映像・手芸作品】

野鳥への深い愛情が感じられる辻井さんの作品は、写真のみならず、庭に巣を作ったホオジロのヒナの観察動画、愛らしい鳥たちの手作りのぬいぐるみや絵画など、多岐にわたりました。

小学生である辻井さんの展示は、「亀岡には多様な野鳥が生息しているのか!」と来場した子どもたちに驚きを与え、また、野鳥写真愛好家の方々からは「こんなに若い世代が野鳥に関心を持ってくれるのは喜ばしい」といった、喜びの声が聞かれました。

・野鳥の写真

・野鳥の絵

まだ出会ったことのない野鳥を描いた作品です。

・ホオジロの観察動画

庭に巣を作ったホオジロの雛の観察動画を上映しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

米井清訓さん粘土細工の作品

米井さんの作品は、大きなテーブルの上に山や海、里、そしてエジプトを舞台に、独特な目つきの動物たちや鳥たち、架空の生き物や、エジプトの神々モチーフにしており、そのどれもが個性的で、来場者の方々は時間をかけてじっくりと作品を鑑賞し、それぞれのお気に入りを見つけておられました。特に、楽器を持つ様々な動物たちや、少し生意気にも見える視線が印象的で、多くの人の目を引いていました。たくさんの作品の中には、「かめまる」も隠れており、かめまる探しを楽しむ方もいらっしゃいました。

【河野ひかるさんの絵画作品】

河野さんの抽象画は、アクリル絵の具と多様なメディウムを駆使し、様々な質感と光沢を生み出していました。来場者の方々は、作品の特徴的な明るく優しい色彩や質感をじっくりと眺めながら、それぞれの絵タイトルを思い描いていました。

【ワークショップ】

1月10日(土)開かれたアトリエにて、第1部出展者の辻井美菜子さんと、第2部出展者の河野ひかるさんによるワークショップを開催しました。

辻井さんの毛糸やどんぐりを使ったひよこのマスコット作りでは、大きさが2種類の毛糸のひよこと、どんぐりを使ったひよこを制作しました。同じ愛料と作り方でも、参加者の皆さんそれぞれのひよこの表情が個性的で、たくさんの可愛い作品が出来上がりました。

河野さんのアクリル絵の具を使った絵画制作のワークショップでは、新しい年を迎えた気持ちをキャンバスに色と質感で表現することをテーマに、絵の具に凹凸をつけるモデルングペーストと、アクリルガッシュを混ぜ合わせてキャンバスに描いていきました。参加者の方は、なかなか思い通りに色が混ざらなかったり、初めての経験に戸惑いながらも試行錯誤し、楽しんで作品を作られていました。