オーストリアのクリスマスセレモニー 開催レポート
- 開催日時
- 12月11日(土)午後3時~6時
- 開催場所
- 開かれたアトリエ(市役所地下1階)
- ゲスト
- ○クリスマスのお話、詩の朗読
マックス氏、まりこ氏
○ミニコンサート
演奏:森脇 崇氏(ヴィオラ)、前田 菜々子氏(ピアノ)
姉妹都市クニッテルフェルト市やホストタウン事業を通して交流のあるオーストリア。オーストリア出身のマックスさんと一緒にオーストリアのクリスマス文化を体験し、理解を深めるため、藁のオーナメント作りと、オーストリアのクリスマス文化、詩の朗読、そして、ミニコンサートが開催されました。
クリスマスと言っても、各国でそれぞれ祝い方が異なります。
オーストリアのクリスマスツリーや飾りのオーナメント、そして電飾の使い方を見てもそれらが、今まで知っていたものとは、異なる物だということを知ることができます。
セレモニーでは、会場に展示されているオーストリアの品々をマックスさん家族による、親の目線そして、子供の目線から説明いただきました。クリスマスツリーが12/24に出されることや、朝からローソクをつける理由を聞くと、そこには、オーストリアがどんな冬を過ごしているのかを垣間見ることができました。そして、家族や時間の過ごし方はお互いを思いやりあって成り立っているのだと感じることができました。
ミニコンサートでは、オーストリアにちなんだ曲目が並び、クラシック音楽とクリスマスの関係性を生で体感する機会になりました。演奏者のお二人は、それぞれイタリアとフランスで活躍されている経験をお持ちの方ということがあり、それぞれの曲の説明からも体験したことない世界を伝えていただきました。
ドイツ語を学んでいる方々による詩の朗読では、キリスト教の文化の中でのクリスマスという存在を文学から学び、最後に全員で合唱したきよしこの夜では、ドイツ語の発音を身近に感じる機会となりました。
今海外に行きづらい時期だからこそ、それぞれの文化を尊重するきっかけになり、また、遠い国の人を思う気持ちで溢れた空間になったのではないでしょうか。
マックスさんご夫婦によってこの企画が実施されたこと、心より感謝申し上げます。