『かめおか霧の芸術祭 〜素顔のかめおか〜 シンポジウム』

2020年1月18日(土)・19日(日) 10:00-17:00
会場:ガレリアかめおか 2F 大広間



2020年1月18日(土)・19日(日)の2日間には、2019年の催しと活動の集大成となる『かめおか霧の芸術祭 〜素顔のかめおか〜』が行われました。

2階の大広間会場で行われた「シンポジウム」では、芸術祭の監修を務める芸術家の松井利夫氏や桂川市長、仲山副市長を筆頭に、世界に誇れる環境先進都市かめおか協議会 会長の豊田知八氏など、芸術祭に中心的に関わる方々が登壇し、かめおか霧の芸術祭の過去・現在・未来について、また芸術祭を通したこれからの亀岡市の未来について熱く議論が繰り広げられました。

【第1部】
『世界に誇れる環境先進都市亀岡』

日時:1月18日(土) 10:00〜12:00
共催:亀岡市

「世界に誇れる環境先進都市」を目指す亀岡市は、持続可能な経済や社会の実現に向けて「地域循環共生圏」の創造に取り組んでいます。今年度取り組んできました「環境ロゴマークプロジェクト」や「FLY BAG プロジェクト」の成果を発表し、「アート×環境」について皆さんと共に考えるシンポジウムを開催しました。

(10:00〜10:10)
◆開会あいさつ
登壇:亀岡市長 桂川孝裕

(10:10〜10:25)
◆環境ロゴマークプロジェクト完成披露
登壇:環境ロゴマークプロジェクト参加者

(10:25〜10:40)
◆KAMEOKA FLY BAG Project
登壇:武内昭(THEATRE PRODUCTS)

(10:40〜12:00)
◆シンポジウム:アートが育む「世界に誇れる環境先進都市亀岡」の未来

登壇:
豊田知八(世界に誇れる環境先進都市かめおか協議会 会長)
武内昭(THEATRE PRODUCTS)
並河杏奈(環境ロゴマークプロジェクト 参加者)
松井利夫(陶芸家、かめおか霧の芸術祭 監修)
桂川孝裕(亀岡市長)
ファシリテーター|仲山德音(亀岡市副市長)

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【第2部】
『第6回 輝きフォーラム』

日時:1月18日(土) 13:00〜15:00
共催:公益財団法人生涯学習かめおか財団

亀岡で、今輝いている、これから輝こうとしている人や取り組みを学び、未来に向けたまちづくりについて共に考える生涯学習事業です。今回は、亀岡で輝いている取り組みとして、「かめおか霧の芸術祭」をテーマに開催。常識の斜め上をいく新しいスタイルの芸術祭を紹介、アートが地域課題を解決していく可能性やその楽しさを語り合いました。

(13:00〜13:10)
◆地方創生担当大臣賞受賞記念講演:『芸術祭を軸としたエコシステムの創造』

登壇:亀岡市地方創生ラボ

(13:10〜15:00)
◆シンポジウム:『循環的経済圏を可能とする新しい芸術祭とは』

登壇:
藤 浩志(美術家、秋田公立美術大学教授)
榊田隆之(京都信用金庫理事長)
松井利夫(陶芸家、かめおか霧の芸術祭監修)
仲山德音(亀岡市副市長)
ファシリテーター 田中英行(アーティスト、かめおか霧の芸術祭キュレーター)

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【第3部】
トークセッション「アーティストとサスティナビリティ」

日時:1月18日(土) 15:30〜17:00
協力:no-mu 濃霧芸術振興プロジェクト

トークセッション「アーティストとサスティナビリティ」では、東京、岡山、秋田、京都等からそれぞれ個性的な活動を行うアーティスト達が集まり、アート作品の制作とアーティストを取り巻く社会や環境についてスポットをあて、自身の事例や活動を紹介しながら意見交換を行いました。

登壇:
藤 浩志(美術家、秋田公立美術大学教授)
淀川テクニック(柴田英昭)
副産物産店(矢津吉隆+山田毅)
Parallel laboratory(中里洋介+山野恭稔) 17 Antenna(市村恵介)
仲山德音(亀岡市副市長)
ファシリテーター:田中英行(アーティスト、かめおか霧の芸術祭キュレーター)

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【第4部】
『第31回 地球研地域連携セミナー@亀岡 持続可能な食と農がひらく新しい亀岡の未来』

日時:1月19日(日) 13:00〜16:15
共催:総合地球環境学研究所

環境にやさしい農業や食の未来について、講演・話題提供・パネルディスカッションを通じて、行政、研究者、農業従事者などと共に考えるセミナーを開催しました。

(13:00〜13:05)
◆開会あいさつ
登壇:安成哲三(総合地球環境学研究所 所長)

(13:05〜13:50)
◆基調講演:「亀岡を変える、世界を変える 脱炭素時代の持続可能な食」
登壇:スティーブン・マックグリービー(総合地球環境学研究所 准教授)

(13:50〜14:10)
◆話題提供 1 :「亀岡市の農業の現状」
登壇:仲山德音(亀岡市副市長、かめおか霧の芸術祭政策アドバイザー)

(14:10〜14:30)
◆話題提供 2 :「亀岡市民の食消費と食の将来ビジョン」
登壇:田村典江(総合地球環境学研究所 上級研究員)

(15:00〜16:15)
◆パネルディスカッション

登壇:
大石尚子(龍谷大学政策学部准教授)
鈴木健太郎(八百屋369Works・京都オーガニックアクション協議会 理事長)
スティーブン・マックグリービー(総合地球環境学研究所准教授)
松井利夫(かめおか霧の芸術祭監修)
桂川孝裕(亀岡市長)
ファシリテーター:ハイン・マレー(総合地球環境学研究所 副所長)

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【シンポジウム関連企画】
1月18日(土)・19日(日) 10:00〜17:00

市民のみなさんとともに環境問題について考え行動する機会を増やそうと、芸術祭の一環で始まった「環境ロゴマークプロジェクト」と「KAMEOKA FLY BAG Project」の2つのプロジェクト。当日はこれまでの活動を振り返る展示や映像を紹介しました。

◆環境ロゴマークプロジェクト

「かめおかプラスチックごみゼロ宣言」の背景にある、「海ごみサミット」からはじまった亀岡市の海ごみ発生抑制の取り組みを含む、環境政策を象徴する「環境ロゴマーク」を制作するプロジェクト。1年間、市民の方々と共にワークショップを重ね完成した「環境ロゴマーク」をお披露目しました。



◆KAMEOKA FLY BAG Project

役目を終えた軽くて丈夫なパラグライダーの生地を活用してエコバッグを作り、市民に使ってもらうことで環境意識や海ごみ発生抑制の向上などに繋げられないか、というアイデアから始動した「KAMEOKA FLY BAG Project」。当日は、実際に使われなくなったパラグライダー生地から作られたエコバッグを展示・発表しました。