開かれたアトリエ | てとてふれあう芸術展
8月4日(金)から8月25日(金)まで、亀岡市役所地下1階「開かれたアトリエ」にて、か めのこ学級(知的障がいのある方々)・ふれあい学級(視覚障がいのある方々)・かめの会 (聴覚障がいのある方々)の学級生のみなさんの作品展「てとてふれあう芸術展」を開催しました。
本展覧会は、テーブルランプや木工作品、絵画やチョークアート、手芸や陶芸作品、俳句など、作品は多岐に渡りましたが、 作品そのものだけではなく、その作品の背景にある「てとてふれあう」交流により、芸術が 生まれることをテーマとし、それぞれの学級のみなさんが、講師、指導員やボランティアの 方々によるサポートだけではなく、学級生同士で支え合う姿を、展示を見る方に伝えたいという思いで、写真や吹き出し、ドキュメンタリーフィルム(制作:亀岡市広報プロモーション課)もあわせて展示をしました。
ドキュメンタリーフィルムと写真は、かめのこ学級での、森太三さん(美術家)との立体作品の制作と、ベリーマキコさん(画家)との絵画制作の様子、かめの会でのオープンラック作りを撮影したもので、展覧会にいらした方だけでなく、開かれたアトリエで休憩する方もゆっくりと鑑賞しておられました。
それぞれの学級では、活動中に賑やかな「おしゃべり」があり、その会話の一部を「吹き出 し」にして展示をしました。聴覚障がいのある方々の、かめの会の活動を見学させていただ いた際も、みなさんが手話でずっとおしゃべりをされていて、静かなのに賑やかな空間だっ たことがとても印象的でした。
今回は点字について学ぶコーナーを設け、点字の成り立ちを紹介するパネルを設置し、自分の名前などを点字で表すことができる「点字表」も配布しました。
夏休み中の子どもたちが、シールを使って点字をつくる姿が見られました。