開かれたアトリエ | 「やさい to アート」ワークショップ

7月24日日曜日、亀岡市役所地下1階の開かれたアトリエで、「やさいtoアート」ワークショップを開催しました。 亀岡市内のオーガニック農家さんが、20種類以上の有機野菜を収穫して、開かれたアトリエに持ってきてくださいました。お店で買う時にはもう取り除 かれている葉やツルなどの部分や、土がついたままの野菜が、開かれたアトリエ中央を囲んで並べられました。

 

1 野菜の観察をしました

子どもたちは、様々な種類の野菜の周りを歩きながら、有機農家さんによる野菜の説明をきいたり、野菜に触ったり、野菜を切って断面図を見たり、潰 してみたり、それぞれ自由に野菜の観察をしました。 中には、白いナスや白いトマト、真っ黒なオクラや外国の野菜もあり、大人も初めて見る野菜が 多 く、子どもたちだけでなく、大人にとっても新鮮な体験となりました。 背の高い、茎についたままのトウモロコシには青虫がいて驚いたり、青虫がトウモロコシを食べている姿をじーっと見つめている子も見られました。

 

2 アート体験をしました

子どもたちが、初めて見た野菜に対面したときのワクワク感や、野菜を触ったときの感触、 叩いたときの音や、野菜に付いている虫を見つけたときのびっくりした気持ちなどを、 絵の具を使って色で表現することに挑戦しました。 全長7メートルの布の上で、足に絵の具をつけて描いたり、ペタペタと手型をつけたり、霧吹きで色水を作ったりと、 子どもたちはそれぞれの好きな方法で、布に描きまし た。

「ジャガイモの、コロコロした手触りは黄色」

「みずみずしい感じがしたから霧吹きで色水をつくる」

「たくさんの野菜があってびっくりした。とにかくいろんな色を混ぜてみた!」

子どもたちの感性が炸裂する時間となりました。




 

3 野菜をお持ち帰りしました

活動中に皆で野菜を食べることはできませんでしたが、その代わりに活動で触らなかっ た野菜を子どもたちが持ち帰ることができました。 家で、改めて野菜を味わうことによって、子どもたちにとって今回の「やさい」との出会いが、より鮮やかな色で記憶に残るでしょう。