移動八百屋 / 369Works
1977年神奈川県生まれ。
父親の仕事で幼少期をカナダ・アメリカにて8年過ごす。
学生時代を京都で過ごし、人力車のアルバイトをしながらバックパッカーで世界を巡る。
2008年には仏像の彫り師になろうと南丹市にある京都伝統工芸専門学校にて腕を磨く。
京都市内の仏像工房を経て、環境問題への興味から、オーガニック農業に興味を持つ。
現在南丹市園部町を拠点にオーガニックの野菜だけを扱う移動八百屋369Worksとして活躍。
京都オーガニックアクション協議会理事長でもある。
「農」とは
その昔、人の生活と「農」は密接に繋がっていた。
産業革命、世界大戦、高度経済成長を経て、大部分の人間の生活から「農」は消え去った。
ところが、地球温暖化、3.11、経済危機、そしてコロナ・パンデミックを経て、人は再び「農」を求めている。
とは言え、大部分の人の生活がそもそも「土」から離れてしまった今、人と農の新しい関係性を築く必要がある。
直売所、マルシェ、ファーマーズマーケット、エディブルガーデン、援農、提携、CSA、オンラインマーケット、貸農園、半農半X etc…
人と農を繋ごうと、様々な試みが為されているが、その昔「農」が社会の中で占めていた絶対的で不動なポジションに代わるものにはなっていない。
今回、KIRI²芸大のテーマとして考えたいのは、「農」が本来持っている多様な側面を改めて詳細に見て行くことで、特にこのコロナ・パンデミック後の時代において、社会の中で「農」が提示できる新しい価値と、果たし得る機能についてである。
そのため、「農」に関わる各分野の方を講師としてお招きし(もしくは訪問し)、プロとして「農」に関わるお仕事を通して、考えるきっかけにしたい。
集合場所:各回集合場所が異なるので、事前に予約された方に集合場所や時間、詳細をお送りいたします。
1. (7月)農と宗教
2. (8月)農と経済
3. (9月)農家訪問①
4. (10月)農と工芸
5. (11月)農と科学技術
6. (12月)農家訪問②
7. (1月)農と国際問題&まとめWS
8. (2月)農と食
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