KIRI²芸術大学|『親子でたのしい!はじめての洋裁教室』 着なくなった服を使って箸袋をつくろう!レポート

11月21日(日)10:00~12:00
講師 :鈴木遥平さん、鈴木実可子さん
参加者:8名
参加費:1,500円/人

こんにちは。KIRI²芸術大学を担当している佐藤壮一郎です。

先日私は着なくなった服が案外家に眠っていることに気がつきました。

しかし、捨てるのは勿体無いですし、売るにも億劫に感じしまい、何か上手く活用できる方法はないかと考えていました。

とはいえ裁縫も小学生の授業の記憶で時がとまっており、恥ずかしながら波縫いで精一杯。なんとか自分でリメイクできるようになりたいなと思っていました。

そんな時にちょうど今年亀岡に移住されたアパレルメーカーで服づくりをされている鈴木遥平さんと鈴木実可子さんにお会いしました。

お二人は大量生産大量消費のアパレル業界の問題に疑問を抱き、お直しに力を入れて使い捨ての洋服ではなく、長く使い続けられる服にこだわっているとのこと。

また洋服だけでなく、鈴木実可子さんはゴミを極力排出しないゼロウェイストショップに現在勤められているそうです。 亀岡市でもレジ袋が廃止されましたが、鈴木さんの勤務先のお店では、できるものは容器を持参したり回収したり、量り売りで販売するといった取り組みにより資源を有効活用されているらしいです。

そこでそんなお二人からなら面白い洋服のリメイクの知恵を学べると思い、
「親子でたのしい!はじめての洋裁教室」〜着なくなった服を使って箸袋をつくろう!〜
と題して講座を企画しました。

それぞれ着なくなった洋服を持ち寄り、なるべく無駄がないように正方形に切り取ります。

そこから縫い合わせていき、お箸が入るポケットを作ります。
小学生のお子さんもお母さんと協力して塗っていきます。

最後には別の布を細く割いて編んで作った紐をミシンで縫い付けます。

なかには縫い方を工夫されてこだわった模様をつけれらる方もいらっしゃいました。
親子で参加された方は「明るい雰囲気での講座で時間を忘れて楽しくもの作りができました」とコメント頂き、お子さんはお父さんのお弁当の箸袋にプレゼントしたいと夢中に取り組まれていました。

私も一緒に箸袋を作り、お直しの技術や工夫に触れながら資源の活用について考えることができました。帰宅後も他にはどのようなことに利用できるか想像することが楽しく、今後も再利用にチャレンジしてみようと思いました。

ライター:佐藤壮一郎